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九仞
ふりがな文庫
“九仞”の読み方と例文
読み方
割合
きゅうじん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きゅうじん
(逆引き)
足もとの大地が
九仞
(
きゅうじん
)
の底へめりこむような顔をしたのも、あながち、平常の心がけなき者とばかり
嗤
(
わら
)
えもしないことであった。
三国志:02 桃園の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「
九仞
(
きゅうじん
)
の上に
一簣
(
いっき
)
を加える。加えぬと足らぬ、加えると
危
(
あや
)
うい。思う人には
逢
(
あ
)
わぬがましだろ」と
羽団扇
(
はうちわ
)
がまた動く。
一夜
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
(もう、一押ししないと、
九仞
(
きゅうじん
)
の功を、何んとかに欠くということになる)
南国太平記
(新字新仮名)
/
直木三十五
(著)
九仞(きゅうじん)の例文をもっと
(6作品)
見る
“九仞”の意味
《名詞》
非常に高低差のあること。
(出典:Wiktionary)
九
常用漢字
小1
部首:⼄
2画
仞
漢検1級
部首:⼈
5画
“九”で始まる語句
九
九歳
九重
九十九折
九州
九段
九月
九刻
九年母
九戸
“九仞”のふりがなが多い著者
直木三十五
中里介山
谷崎潤一郎
夏目漱石
吉川英治