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ごぼく
ふりがな文庫
“ごぼく”の漢字の書き方と例文
語句
割合
五木
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
五木
(逆引き)
檜木
(
ひのき
)
、
椹
(
さはら
)
、
明檜
(
あすひ
)
、
槇
(
まき
)
、
𣜌
(
ねず
)
——それを
木曾
(
きそ
)
の
方
(
はう
)
では
五木
(
ごぼく
)
といひまして、さういふ
木
(
き
)
の
生
(
は
)
えた
森
(
もり
)
や
林
(
はやし
)
があの
深
(
ふか
)
い
谷間
(
たにあひ
)
に
茂
(
しげ
)
つて
居
(
ゐ
)
るのです。
ふるさと
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
檜木
(
ひのき
)
、
椹
(
さわら
)
、
明檜
(
あすひ
)
、
高野槇
(
こうやまき
)
、
※
(
ねずこ
)
——これを木曾では
五木
(
ごぼく
)
という。そういう樹木の生長する森林の方はことに山も深い。
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
すべて自弁でこの長い困難な交渉に当ったこと、その尽力の結果として、毎年一万円ずつの官金が故郷の町村へ配布されていること、多くの山林には
五木
(
ごぼく
)
が植付けられつつあることなぞを
家:02 (下)
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
五木
(
ごぼく
)
とは、
五
(
いつ
)
つの
主
(
おも
)
な
木
(
き
)
を
指
(
さ
)
して
言
(
い
)
ふのですが、まだその
他
(
ほか
)
に
栗
(
くり
)
の
木
(
き
)
、
杉
(
すぎ
)
の
木
(
き
)
、
松
(
まつ
)
の
木
(
き
)
、
桂
(
かつら
)
の
木
(
き
)
、
欅
(
けやき
)
の
木
(
き
)
なぞが
生
(
は
)
えて
居
(
ゐ
)
ます。
樅
(
もみ
)
の
木
(
き
)
、
栂
(
つげ
)
の
木
(
き
)
も
生
(
は
)
えて
居
(
ゐ
)
ます。それから
栃
(
とち
)
の
木
(
き
)
も
生
(
は
)
えて
居
(
ゐ
)
ます。
ふるさと
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
二
五木
(
ごぼく
)
の
林
(
はやし
)
ふるさと
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
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