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吾々
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われ/\
ふりがな文庫
“
吾々
(
われ/\
)” の例文
吾々
(
われ/\
)
は
覺醒
(
かくせい
)
せりと
叫
(
さけ
)
ぶひまに、私達はなほ暗の中をわが
生命
(
いのち
)
の
渇
(
かわ
)
きのために、
泉
(
いづみ
)
に
近
(
ちか
)
い
濕
(
しめ
)
りをさぐる
愚
(
おろ
)
かさを
繰
(
く
)
りかへすのでした。
冬を迎へようとして
(旧字旧仮名)
/
水野仙子
(著)
『
敲
(
たゝ
)
く
以上
(
いじやう
)
は
何
(
なに
)
か
意味
(
いみ
)
が
無
(
な
)
くてはならない』と
云
(
い
)
つて
歩兵
(
ほへい
)
は、
愛
(
あい
)
ちやんに
關
(
かま
)
はず
續
(
つゞ
)
けました、『
若
(
も
)
し
吾々
(
われ/\
)
二人
(
ふたり
)
の
間
(
あひだ
)
に
戸
(
と
)
があつたとしたら。 ...
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
吾々
(
われ/\
)
が十六七のとき
文天祥
(
ぶんてんしやう
)
の
正気
(
せいき
)
の歌などにかぶれて、ひそかに
慷慨
(
かうがい
)
家列伝に編入してもらひたい希望で作つたものと同程度の
出来栄
(
できばえ
)
である。
艇長の遺書と中佐の詩
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
從
(
したがつ
)
て
茲
(
こゝ
)
に
堅實
(
けんじつ
)
なる
基礎
(
きそ
)
が
出來
(
でき
)
た
以上
(
いじやう
)
は
此
(
こ
)
の
基礎
(
きそ
)
の
上
(
うへ
)
に
立
(
た
)
つて
今後
(
こんご
)
大
(
おほい
)
に
日本
(
にほん
)
の
産業
(
さんげふ
)
の
振興
(
しんこう
)
、
貿易
(
ぼうえき
)
の
發達
(
はつたつ
)
を
圖
(
はか
)
つて
行
(
い
)
くことが、
吾々
(
われ/\
)
政府
(
せいふ
)
の
責務
(
せきむ
)
であり
金解禁前後の経済事情
(旧字旧仮名)
/
井上準之助
(著)
カピ長 モンタギューとても
右
(
みぎ
)
同樣
(
どうやう
)
の
懲罰
(
おとがめ
)
にて
謹愼
(
きんしん
)
を
仰附
(
おほせつ
)
けられた。したが、
吾々
(
われ/\
)
老人
(
らうじん
)
に
取
(
と
)
っては、
平和
(
へいわ
)
を
守
(
まも
)
ることはさまで
困難
(
むづか
)
しうはあるまいでござる。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
▼ もっと見る
吾々
(
われ/\
)
は曲者の計略に載られて居たのだ、藻西太郎に罪は無い、爾とすれば
本統
(
ほんとう
)
の罪人は誰だろう警「爾さ誰だろう目「夫を見出すは判「目科君、君の役目だ」
血の文字
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
それは
吾々
(
われ/\
)
に限り知られぬ煩悶を
誘
(
いざな
)
つたばかりで、それを訴ふべく託すべき何物をも与へなかつた。
黄昏の地中海
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
彼は
吾々
(
われ/\
)
ぜい、あい、しいの金七万八千
弗
(
ドル
)
を奪つて日本へ逃げて来てぜい、あい、しいの暗号を日本の外務省に送りました。彼はぜ、あ、しから死の宣言を受けました。
暗黒公使
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
隨
(
したが
)
つて
吾々
(
われ/\
)
が
知
(
し
)
らず
識
(
し
)
らずばけものから
與
(
あた
)
へられる
趣味
(
しゆみ
)
の
如何
(
いか
)
に
豊富
(
ほうふ
)
なるかは、
想像
(
さうざう
)
に
餘
(
あま
)
りある
事
(
こと
)
であつて、
確
(
たしか
)
にばけものは
社會生活
(
しやくわいせいくわつ
)
の
上
(
うへ
)
に、
最
(
もつと
)
も
缺
(
か
)
くべからざる
要素
(
えうそ
)
の一つである。
妖怪研究
(旧字旧仮名)
/
伊東忠太
(著)
自體人間の生存税は
滅切
(
めつきり
)
高價
(
かうか
)
になツて來た、
殊
(
こと
)
に
吾々
(
われ/\
)
藝術家は
激戰
(
げきせん
)
の
最
(
さい
)
中で
平和演説
(
へいわえんぜつ
)
を
行
(
や
)
ツてゐるやうなもんだから、
存立
(
そんりつ
)
が
危
(
あやふ
)
い!………これからは誰が俺の
腑
(
ふ
)
を
充
(
みた
)
して呉れるんだ。
平民の娘
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
『
余輩
(
よはい
)
の
云
(
い
)
はんと
欲
(
ほつ
)
する
所
(
ところ
)
のものは』と
憤激
(
ふんげき
)
してドード
鳥
(
てう
)
が
云
(
い
)
ひました、『
吾々
(
われ/\
)
を
乾
(
かわ
)
かせる
唯一
(
ゆゐいつ
)
の
方法
(
はうはふ
)
は
候補
(
コーカス
)
競爭
(
レース
)
(
西洋
(
せいやう
)
鬼
(
おに
)
ごつこ)である』
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
それであるから
吾々
(
われ/\
)
は
財政
(
ざいせい
)
の
整理緊縮
(
せいりきんしゆく
)
をして、
國民
(
こくみん
)
をして
消費節約
(
せうひせつやく
)
をさせて、さうして
金
(
きん
)
の
解禁
(
かいきん
)
を
決行
(
けつかう
)
する
金解禁前後の経済事情
(旧字旧仮名)
/
井上準之助
(著)
いや心配しないでも
好
(
い
)
い。いづれ
緩
(
ゆつ
)
くり
話
(
はな
)
す。先生が君がしばらく
来
(
こ
)
ないと云つて、聞いてゐたぜ。時々
行
(
い
)
くが
好
(
い
)
い。先生は
一人
(
ひとり
)
ものだからな。
吾々
(
われ/\
)
が慰めて
遣
(
や
)
らんと、
不可
(
いか
)
ん。
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
然
(
しか
)
らば
化物
(
ばけもの
)
の
考
(
かんが
)
へはどうして
出
(
で
)
て
來
(
き
)
たか、
之
(
これ
)
を
研究
(
けんきう
)
するのは
心理學
(
しんりがく
)
の
領分
(
れうぶん
)
であつて、
吾々
(
われ/\
)
は
門外漢
(
もんぐわいかん
)
であるが、
私
(
わたし
)
の
考
(
かんが
)
へでは「
自然界
(
しぜんかい
)
に
對
(
たい
)
する
人間
(
にんげん
)
の
觀察
(
くわんさつ
)
」これが
此
(
この
)
根本
(
こんぽん
)
であると
思
(
おも
)
ふ。
妖怪研究
(旧字旧仮名)
/
伊東忠太
(著)
マーキュ
吾々
(
われ/\
)
の
目
(
め
)
をお
拔
(
ぬ
)
きゃって。
後
(
あと
)
は
言
(
い
)
はいでもぢゃ。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
日本
(
にほん
)
が
輸出超過
(
ゆしゆつてうくわ
)
の
國
(
くに
)
に
變化
(
へんくわ
)
しない
以上
(
いじやう
)
は
此
(
この
)
買取
(
かひと
)
つた
金
(
かね
)
が
永久
(
えいきう
)
に
吾々
(
われ/\
)
の
手許
(
てもと
)
に
殘
(
のこ
)
らうとは
考
(
かんが
)
へられぬ。
金解禁前後の経済事情
(旧字旧仮名)
/
井上準之助
(著)
らに
吾々
(
われ/\
)
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
吾
漢検準1級
部首:⼝
7画
々
3画
“吾々”で始まる語句
吾々風情
吾々輩
吾々同胞
吾々軍医