中央ちうわう)” の例文
其他そのたには、だい一のあなにもあるごとく、周圍しうゐ中央ちうわうとに、はゞ四五すんみぞ穿うがつてあるが、ごど床壇ゆかだんもうけてい。
揷圖中、右の上、其下、左の端より二行目の中央ちうわうの三個は第二種の好例なり。(此他の土偶は皆人類學教室藏)エスキモはげんに是等と同樣なる上着を用う。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
みちびかるゝまゝに入込いりこんだのは、階上にかい南端なんたん一室ひとまで、十じやうぐらいの部室へや中央ちうわうゆかには圓形えんけいのテーブルがへられ、卓上たくじやうには、地球儀ちきゆうぎ磁石じしやくるゐ配置はいちされ
ふた突起つまみついては、中央ちうわう一箇ひとつ突起つまみゆうするのと、二箇ふたつ突起つまみゆうするのと、二箇ふたつ突起つまみ上部じやうぶおいがつるのと、大概だいがいこのしゆ區別くべつすること出來できるとおもふ。
中央ちうわうアメリカ發見はつけんの古器物中には此類の石器にみぢかき柄を付けせ石細工を以て之をかざれる物在り、又一手に首級しゆきうかかへ他手に石槍形の匕首をたづさへたる人物の石面彫刻物せきめんてうこくぶつ有り。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
此時このときたちまわたくしとまつたのはこの不思議ふしぎなる洞中造船所どうちゆうざうせんじよ中央ちうわうくらゐして、凹凸おうとついわかたち自然しぜん船臺せんだいをなしたるところ其處そこいま工事中こうじちゆうの、一種いつしゆ異樣ゐやう船體せんたいみとめられたのである。
幻花子げんくわし佛骨子ぶつこつしともに、松下しやうか南面なんめん左端さたんからすゝみ。望蜀生ぼうしよくせいとは右端うたんからすゝみ、中央ちうわう東皐とうくわう文海ぶんかい初陣うゐぢんまかせた。たちまちのうちあな連續れんぞくして、大穴おほあなひらいた。
(第五回參照)尚ほ精しく云へは、中央ちうわうに一線の往來わうらい有りて、其兩側に或は一戸宛むかひ合ひ、或は向ひ合ひたる住居の後方にも亦一二戸の住居存在せしか如き有樣に、竪穴散在す。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
やま半腹はんぷく以上いじやう赤色せきしよく燒石やけいし物凄ものすごやう削立せうりつしてるが、ふもとかぎりもなき大深林だいしんりんで、深林しんりん中央ちうわう横斷わうだんして、大河たいか滔々とう/\ながれて樣子やうす其邊そのへん進行しんかうしたら隨分ずいぶんしき出來事できごともあらうとおもつたので
あな間口まぐちしやくすんに、奧行おくゆきしやくの、たかさ四しやく長方形ちやうはうけい岩室がんしつで、それにけたやう入口いりぐちみちがある。突當つきあたりに一だんたかところがあつて、それから周圍しうゐ中央ちうわうとにあさみぞつてある。