“岩室”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いわむろ60.0%
いはむろ20.0%
がんしつ10.0%
イワムロ10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
だんだんふかはいって行って、まっくらなはやしの中の、いわばかりのでこぼこしたみちをよじて行きますと、やがて大きな岩室いわむろまえに出ました。
大江山 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
日のうちも狹霧こもらふ水上みなかみは紅葉さしやき岩室いはむろ
白南風 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
あな間口まぐちしやくすんに、奧行おくゆきしやくの、たかさ四しやく長方形ちやうはうけい岩室がんしつで、それにけたやう入口いりぐちみちがある。突當つきあたりに一だんたかところがあつて、それから周圍しうゐ中央ちうわうとにあさみぞつてある。
その代表的なのが岩室イワムロと地蔵堂だ。そして芸者の産地にかこまれた山の手に良寛さまの住んでた部落もあるのである。新潟古町のミヤゲ物屋へ行くと、良寛さまの書いた木の額の模型が売られている。