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いはむろ
ふりがな文庫
“いはむろ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
イハムロ
語句
割合
岩窟
41.7%
岩室
16.7%
石室
16.7%
巖室
8.3%
石窟
8.3%
窟
8.3%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
岩窟
(逆引き)
纔かにさす薄光りも、黒い巌石が皆吸ひとつたやうに、
岩窟
(
いはむろ
)
の中のものは見えなかつた。唯——けはひ、彼の人の探り歩くらしい空気の微動があつた。
死者の書:――初稿版――
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
いはむろ(岩窟)の例文をもっと
(5作品)
見る
岩室
(逆引き)
日のうちも狭霧こもらふ
水上
(
みなかみ
)
は紅葉さし
出
(
で
)
て
冷
(
ひ
)
やき
岩室
(
いはむろ
)
白南風
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
いはむろ(岩室)の例文をもっと
(2作品)
見る
石室
(逆引き)
今むかへるや無辜の
石室
(
いはむろ
)
の囚人のやうに
展望
(旧字旧仮名)
/
福士幸次郎
(著)
いはむろ(石室)の例文をもっと
(2作品)
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▼ すべて表示
巖室
(逆引き)
樂聲は我を引いて怪しき
巖室
(
いはむろ
)
の中に入りぬ。是れ温柔郷なり。一呼一吸戀にあらざることなし。忽ち
裂帛
(
れつぱく
)
の聲あり。幕は開きたり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
昔エネエアスを戀人に逢せしサツルニアとヱヌスとをば、汝が上とこそ思へ。いざ我をあやしき
巖室
(
いはむろ
)
に誘はずや。われ。そは我身にはふさはしからぬ業なりと覺ゆ。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
いはむろ(巖室)の例文をもっと
(1作品)
見る
石窟
(逆引き)
幼かりし日の事を語りて、地下の
石窟
(
いはむろ
)
に入りて路を失ひし話よりジエンツアノの花祭に老侯の馬車の我母を
轢殺
(
ひきころ
)
せし話に至りしときは、姫の驚
一方
(
ひとかた
)
ならざりき。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
いはむろ(石窟)の例文をもっと
(1作品)
見る
窟
(逆引き)
カプリの島なる
窟
(
いはむろ
)
に往け、アンジエロは富貴を獲べく、汝はトビアスの如く、(舊約全書を見よ)光明を獲べしと云ひぬ、醒めて後アンジエロに語れば、これも同じ夜に同じ夢を見き。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
いはむろ(窟)の例文をもっと
(1作品)
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