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がんくつ
ふりがな文庫
“がんくつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
岩窟
67.6%
巌窟
32.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
岩窟
(逆引き)
其所
(
そこ
)
で、
其
(
その
)
岩窟
(
がんくつ
)
なる
物
(
もの
)
が、
抑
(
そもそ
)
も
何
(
な
)
んであるかを
調
(
しら
)
べる
必用
(
ひつよう
)
を
生
(
しやう
)
じ、
坪井理學博士
(
つぼゐりがくはかせ
)
の
第
(
だい
)
一の
探檢調査
(
たんけんてうさ
)
となつた。それは九
月
(
ぐわつ
)
十二
日
(
にち
)
であつた。
探検実記 地中の秘密:29 お穴様の探検
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
爾後
(
じご
)
、
餓
(
う
)
うるときは鉄丸を
喰
(
くら
)
い、
渇
(
かっ
)
するときは銅汁を飲んで、
岩窟
(
がんくつ
)
の中に封じられたまま、
贖罪
(
しょくざい
)
の期の
充
(
み
)
ちるのを待たねばならなかった。
悟浄歎異:―沙門悟浄の手記―
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
がんくつ(岩窟)の例文をもっと
(23作品)
見る
巌窟
(逆引き)
「
巌窟
(
がんくつ
)
にとじこめられて三年、今では、荒れ果てた
曠野
(
こうや
)
に捨てられ、一本足の身で生きています。たとえこの身は胡の国で死んでも、魂は決して君のお側を離れぬつもりです」
現代語訳 平家物語:02 第二巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
其様
(
そん
)
なことを否認などしては国家の組織は解体するのであるから、
巌窟
(
がんくつ
)
に孤独生活でも営んでいる者で無い限りは犠牲ということを疑ってはならぬのが、人間世界の実状である。
連環記
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
がんくつ(巌窟)の例文をもっと
(11作品)
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