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いわむろ
ふりがな文庫
“いわむろ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
イワムロ
語句
割合
岩室
54.5%
岩窟
18.2%
巌室
9.1%
巌窟
9.1%
石窟
9.1%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
岩室
(逆引き)
「でも妾は慰められます。しぶきが舞い込み、しずくが落ちる、あの滝の裏の
岩室
(
いわむろ
)
の中で、五年もの間苦しまれた、お祖父様のことを思いますとねえ」
剣侠受難
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
いわむろ(岩室)の例文をもっと
(6作品)
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岩窟
(逆引き)
この屋敷だ! ……この屋敷だとするとあの地獄は——地獄のように恐ろしく、地獄のようにむごたらしく、……〽まぐさの山や底無しの、川の中地の
岩窟
(
いわむろ
)
の……その地獄、その地獄は
剣侠
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
いわむろ(岩窟)の例文をもっと
(2作品)
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巌室
(逆引き)
女たちは更にかたわらの
巌室
(
いわむろ
)
を指さして教えた。
中国怪奇小説集:07 白猿伝・其他(唐)
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
いわむろ(巌室)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
巌窟
(逆引き)
紅蓮
(
こうれん
)
が
一茎
(
ひとえだ
)
、
白蓮華
(
びゃくれんげ
)
の咲いた
枯田
(
かれた
)
のへりに、何の草か、幻の露の秋草の
畦
(
あぜ
)
を前にして、崖の
大巌
(
おおいわ
)
に抱かれたように、
巌窟
(
いわむろ
)
に
籠
(
こも
)
ったように、
悄乎
(
しょんぼり
)
と一人、淡く
彳
(
たたず
)
んだ
婦
(
おんな
)
を見ました。
甲乙
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
いわむろ(巌窟)の例文をもっと
(1作品)
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石窟
(逆引き)
御嶽山
(
おんたけさん
)
へでも行った時、よく気をつけて見ていらっしゃい、
石窟
(
いわむろ
)
の閉めきったところで炭火をどんどん起してちぢかんでいると、
心気
(
しんき
)
の弱いものは、たまにこんな死に方をする。
顎十郎捕物帳:06 三人目
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
いわむろ(石窟)の例文をもっと
(1作品)
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