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置
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おく
ふりがな文庫
“
置
(
おく
)” の例文
岸
(
きし
)
の
阻
(
そばだち
)
たる所は鮏
岸
(
きし
)
につきてのぼるものゆゑ、岸に
身
(
み
)
を
置
(
おく
)
ばかりの
架
(
たな
)
をかきて、こゝに
居
(
ゐ
)
て
腰
(
こし
)
に
魚楑
(
なつち
)
をさし鮏を
掻探
(
かきさぐ
)
りてすくひとるなり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
して
置
(
おく
)
女が
暮
(
くれ
)
の十三日に百兩の金を貰ひて
種々
(
いろ/\
)
品物
(
しなもの
)
を求めたりと申すではないか其の百兩の金子は
如何
(
いかゞ
)
して
所持
(
しよぢ
)
せしや主人の金を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
右等
(
みぎら
)
の事件に至りては、他国の内政に与聞せざる善政の
度外
(
どがい
)
に
置
(
おく
)
べきものなり。ゆえにこの種の事を
謀
(
はか
)
るはその実
甚
(
はなは
)
だ
危
(
あやう
)
しとす。〈同五百廿葉〉
「ヒリモア」万国公法の内宗教を論ずる章(撮要)
(新字新仮名)
/
ロバート・フィリモア
(著)
経たりしに突然福地家の執事
榎本破笠
(
えのもとはりゅう
)
子より
予
(
かね
)
て先生への御用談一応小生より
承
(
うけたまわ
)
り
置
(
おく
)
べしとの事につき御来車ありたしとの書面に接し即刻番地を
書かでもの記
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
此蠻勇
(
このばんゆう
)
の
力
(
ちから
)
、それが
積
(
つも
)
り
積
(
つも
)
つて
見
(
み
)
ると、
運動
(
うんどう
)
の
爲
(
ため
)
とか、
好奇
(
かうき
)
の
慾
(
よく
)
とか、そればかりで
承知
(
しやうち
)
が
出來
(
でき
)
なくなつて、
初
(
はじ
)
めて
研究
(
けんきう
)
といふ
事
(
こと
)
に
重
(
おも
)
きを
置
(
おく
)
く
樣
(
やう
)
になり
探検実記 地中の秘密:01 蛮勇の力
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
▼ もっと見る
言
(
い
)
はさずに
置
(
おく
)
く
物
(
もの
)
かと三五
郎
(
らう
)
を
取
(
とり
)
こめて
撃
(
う
)
つやら
蹴
(
け
)
るやら、
美登利
(
みどり
)
くやしく
止
(
と
)
める
人
(
ひと
)
を
掻
(
か
)
きのけて、これお
前
(
まへ
)
がたは三ちやんに
何
(
なん
)
の
咎
(
とが
)
がある、
正太
(
しようた
)
さんと
喧嘩
(
けんくわ
)
がしたくば
正太
(
しようた
)
さんとしたが
宜
(
よ
)
い
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
言上に及ぶに光貞卿
深
(
ふか
)
く
悦
(
よろこ
)
び然らば
暫
(
しば
)
らくの内其方へ
預
(
あづ
)
け
置
(
おく
)
べしとて城内二の丸の
堀端
(
ほりばた
)
に
大木
(
たいぼく
)
の松の木あり其下へ
葵紋
(
あふひもん
)
ぢらしの
蒔繪
(
まきゑ
)
の
廣葢
(
ひろぶた
)
に若君を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
こゝに
眼
(
め
)
を
拭
(
ぬぐひ
)
て
扶桑
(
ふさう
)
第一の富士を
視
(
み
)
いだせり、そのさま雪の
一握
(
ひとにぎ
)
りを
置
(
おく
)
が如し。人々手を
拍
(
うち
)
、奇なりと
呼
(
よ
)
び妙なりと
称讃
(
しようさん
)
す。千
勝
(
しよう
)
万
景
(
けい
)
応接
(
おうせふ
)
するに
遑
(
いとま
)
あらず。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
したりけん
懷中
(
くわいちう
)
より
書付
(
かきつけ
)
一通取出し扨此書付は久八殿が
拙者
(
せつしや
)
の
引負
(
ひきおひ
)
引受
(
ひきうけ
)
て呉られし後日の
證據
(
しようこ
)
に渡し
置
(
おく
)
と
言
(
い
)
ひながら兩人の前にさし置きける其文は
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
こゝに
眼
(
め
)
を
拭
(
ぬぐひ
)
て
扶桑
(
ふさう
)
第一の富士を
視
(
み
)
いだせり、そのさま雪の
一握
(
ひとにぎ
)
りを
置
(
おく
)
が如し。人々手を
拍
(
うち
)
、奇なりと
呼
(
よ
)
び妙なりと
称讃
(
しようさん
)
す。千
勝
(
しよう
)
万
景
(
けい
)
応接
(
おうせふ
)
するに
遑
(
いとま
)
あらず。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
山々の
喬木
(
たかきき
)
も春二月のころは雪に
埋
(
うづま
)
りたるが
梢
(
こずゑ
)
の雪は
稍
(
やゝ
)
消
(
きえ
)
て
遠目
(
とほめ
)
にも見ゆる也。此時
薪
(
たきゞ
)
を
伐
(
きる
)
に
易
(
やす
)
ければ
農人等
(
のうにんら
)
おの/\
輴
(
そり
)
を
拖
(
ひき
)
て山に入る、或はそりをば
麓
(
ふもと
)
に
置
(
おく
)
もあり。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
しかるを近き頃、村田
春海大人
(
はるみのうし
)
右の
書
(
しよ
)
を京都にて
購得
(
かひえ
)
てのち、享和三年の春
創
(
はじめ
)
て板本となし、世の重宝となりてより
后
(
のち
)
の
学者
(
がくしや
)
の
机上
(
つくゑのうへ
)
に
置
(
おく
)
は、
実
(
じつ
)
に
春海大人
(
はるみのうし
)
の
賜
(
たまもの
)
なりけり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
置
常用漢字
小4
部首:⽹
13画
“置”を含む語句
位置
処置
差置
留置
日置
捨置
棄置
布置
装置
据置
上置
置放
放置
取置
肉置
所置
處置
扨置
前置
御仕置
...