“榎本破笠”の読み方と例文
読み方割合
えのもとはりゅう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
経たりしに突然福地家の執事榎本破笠えのもとはりゅう子よりかねて先生への御用談一応小生よりうけたまわおくべしとの事につき御来車ありたしとの書面に接し即刻番地を
書かでもの記 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
そは明治三十四年なりしと覚ゆ松下某といふ人やまと新聞社を買取り桜痴居士おうちこじを主筆に迎へしよりその高弟榎本破笠えのもとはりゅう従つて入社しおのれもまた驥尾きびに附しけるなり。
書かでもの記 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)