“取置”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
とりおき25.0%
とつおい25.0%
とりおく25.0%
とりおけ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
嘉川家の御用人ごようにん平左衞門殿の申さるゝには御手討てうちになりたる者ゆゑ此方にて取置とりおきたり然樣さやうぞんずべしとのことで御座りましたが其平左衞門と申人はおそろしい人で大層たいそう見識けんしきにて私しを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
聞より此方の庄兵衞は今迄手活ていけの花とのみ思ひゐたりし女をば他へ取るゝ無益しさ如何はせんと取置とつおいむねくだき寢食しんしよくも忘るゝ計に考へしが不※ふと思ひ附きお光を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
持來りしかば半四郎イヤ釣はいらぬ夜中にさわがした茶代ちやだい取置とりおくべしといひすて夫より盜人に向ひ汝よく聞け此程より彼是と二兩ばかりは遣ひしならんが何商賣なにしやうばいにてもまう而已のみあるものでなし時々見込違みこみちがひにてそんもすることありれば今度から能々人の目利めきゝ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
茶に染返そめかへしたる布子ぬのこなり是は取置とりおけと申付られやがて火もしづまりしかば皆々火事場をひかれけり扨又喜八はあやふくも袖を切て其の場を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)