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通知
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つうち
ふりがな文庫
“
通知
(
つうち
)” の例文
不面目
(
ふめんもく
)
ゆゑ、
国許
(
くにもと
)
へ
通知
(
つうち
)
は
無用
(
むよう
)
、と
当人
(
たうにん
)
は
堅
(
かた
)
く
留
(
と
)
めたものゝ、
唯
(
はい
)
、
然
(
さ
)
やうで、とばかりで
旅籠屋
(
はたごや
)
では
済
(
す
)
まして
居
(
ゐ
)
られぬ。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
「
可笑
(
をか
)
しいおもたんや。八時過ぎといふ
通知
(
つうち
)
やのに、まだ七時にならんもんなア。……畫工、彼奴は喇叭が上手やよつて、欺されたんも無理はないわい。」
兵隊の宿
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
もし、
何
(
なに
)
か
出
(
で
)
たなら、
通知
(
つうち
)
して
呉
(
く
)
れ。
然
(
さ
)
うすれば
酒手
(
さかて
)
を
出
(
だ
)
すからと
土方連
(
どかたれん
)
に
依頼
(
いらい
)
して、
余
(
よ
)
は
此所
(
こゝ
)
を
去
(
さ
)
つた。
探検実記 地中の秘密:06 疑問の加瀬貝塚
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
しかし、
急
(
きゅう
)
に
思
(
おも
)
いたってきたので、
通知
(
つうち
)
もしなかったから、この
小
(
ちい
)
さな
寂
(
さび
)
しい
停車場
(
ていしゃじょう
)
に
降
(
お
)
りても、そこに、
上野先生
(
うえのせんせい
)
の
姿
(
すがた
)
が
見
(
み
)
いだし
得
(
え
)
ようはずがなかったのです。
青い星の国へ
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
其後
(
そのご
)
の
便船
(
びんせん
)
で
通知
(
つうち
)
が
參
(
まい
)
りましたので、
其
(
その
)
方
(
ほう
)
は
漸
(
やうや
)
く
胸
(
むね
)
撫
(
な
)
でおろし、
日本
(
につぽん
)
へ
皈
(
かへ
)
る
事
(
こと
)
も
其儘
(
そのまゝ
)
思
(
おも
)
ひ
止
(
とゞま
)
つたのです。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
▼ もっと見る
尤
(
もつと
)
も
最後
(
さいご
)
の
三四日
(
さんよつか
)
に
於
(
おけ
)
る
宗助
(
そうすけ
)
は
早
(
はや
)
く
安井
(
やすゐ
)
に
會
(
あ
)
ひたいと
思
(
おも
)
ふよりも、
少
(
すこ
)
し
事情
(
じじやう
)
があるから、
失敬
(
しつけい
)
して
先
(
さき
)
へ
立
(
た
)
つとわざ/\
通知
(
つうち
)
しながら、
何時迄
(
いつまで
)
待
(
ま
)
つても
影
(
かげ
)
も
見
(
み
)
せない
彼
(
かれ
)
の
安否
(
あんぴ
)
を
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
「
午後
(
ごご
)
六
時
(
じ
)
より。」というように、
時間
(
じかん
)
を
定
(
き
)
めて、
乙
(
おつ
)
のほうへ
通知
(
つうち
)
をいたしました。けれど、
時計
(
とけい
)
を
持
(
も
)
たなくなった
乙
(
おつ
)
のほうは、六
時
(
じ
)
がいつであるかわかりません。
時計のない村
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
水谷氏
(
みづたにし
)
は
非常
(
ひじやう
)
に
兒島家
(
こじまけ
)
の
好意
(
かうい
)
を
喜
(
よろこ
)
び、
一人
(
いちにん
)
の
以
(
もつ
)
て
此聖跡
(
このせいせき
)
を
荒
(
あ
)
らすべきで
無
(
な
)
いとして、
斯道
(
しだう
)
のオーソリチーたる
坪井博士
(
つぼゐはかせ
)
、それから
華族人類學會
(
くわぞくじんるゐがくくわい
)
の
牛耳
(
ぎうじ
)
を
執
(
と
)
らるゝ
二絛公爵
(
にでうこうしやく
)
に
通知
(
つうち
)
し
探検実記 地中の秘密:20 大森貝塚の発掘
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
正式
(
せいしき
)
の
通知
(
つうち
)
が
來
(
こ
)
ないので、
何時
(
いつ
)
纏
(
まとま
)
つたか、
宗助
(
そうすけ
)
は
丸
(
まる
)
で
知
(
し
)
らなかつたが、たゞ
折々
(
をり/\
)
佐伯
(
さへき
)
へ
行
(
い
)
つては、
何
(
なに
)
か
聞
(
き
)
いて
來
(
く
)
る
小六
(
ころく
)
を
通
(
つう
)
じてのみ、
彼
(
かれ
)
は
年内
(
ねんない
)
に
式
(
しき
)
を
擧
(
あ
)
げる
筈
(
はず
)
の
新夫婦
(
しんふうふ
)
を
豫想
(
よさう
)
した。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
安井
(
やすゐ
)
は
一先
(
ひとまづ
)
郷里
(
きやうり
)
の
福井
(
ふくゐ
)
へ
歸
(
かへ
)
つて、
夫
(
それ
)
から
横濱
(
よこはま
)
へ
行
(
ゆ
)
く
積
(
つも
)
りだから、もし
其時
(
そのとき
)
には
手紙
(
てがみ
)
を
出
(
だ
)
して
通知
(
つうち
)
をしやう、さうして
成
(
な
)
るべくなら
一所
(
いつしよ
)
の
汽車
(
きしや
)
で
京都
(
きやうと
)
へ
下
(
くだ
)
らう、もし
時間
(
じかん
)
が
許
(
ゆる
)
すなら
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
“通知”の解説
通知(つうち)とは、相手に対してものごとを知らせること。行政や司法においてこの言葉が用いられる場合、一般には相手方に意思または事実を知らせる行為、行政庁がある事項を特定または不特定多数に知らせる行為で、準法律行為である。
(出典:Wikipedia)
通
常用漢字
小2
部首:⾡
10画
知
常用漢字
小2
部首:⽮
8画
“通”で始まる語句
通
通夜
通過
通人
通路
通牒
通暁
通草
通常
通帳