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農家
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のうか
ふりがな文庫
“
農家
(
のうか
)” の例文
はいあがってよく見れば、なんのこと、それは
農家
(
のうか
)
の
物置
(
ものおき
)
だった。その農家の物置は、刑務所から道路をへだてた場所に建っていた。
超人間X号
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
世に越後の
七不思議
(
なゝふしぎ
)
と
称
(
しよう
)
する其一ツ
蒲原郡
(
かんばらこほり
)
妙法寺村の
農家
(
のうか
)
炉中
(
ろちゆう
)
の
隅
(
すみ
)
石臼
(
いしうす
)
の
孔
(
あな
)
より
出
(
いづ
)
る火、人
皆
(
みな
)
奇
(
き
)
也として
口碑
(
かうひ
)
につたへ
諸書
(
しよしよ
)
に
散見
(
さんけん
)
す。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
ただスコーネとちがうのは、ここには畑のあいだに草の
茂
(
しげ
)
った
牧場
(
ぼくじょう
)
が多いのと、
農家
(
のうか
)
が庭をとりかこんでつくられてはいないことです。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
最後に
小泉孤松
(
こいずみこしょう
)
の書いた「
農家
(
のうか
)
義人伝
(
ぎじんでん
)
」の中の一篇によれば、平四郎は伝吉の
牽
(
ひ
)
いていた馬に
泥田
(
どろた
)
へ
蹴落
(
けおと
)
されたと云うことである。(註三)
伝吉の敵打ち
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
なか/\に
時
(
とき
)
のはやりに
染
(
そ
)
まぬ
服裝
(
ふくさう
)
の、
却
(
かへ
)
つて
鶯帶
(
あうたい
)
蝉羅
(
せんら
)
にして、
霓裳
(
げいしやう
)
羽衣
(
うい
)
の
風情
(
ふぜい
)
をなせる、そこの
農家
(
のうか
)
の
姉娘
(
あねむすめ
)
の、
里
(
さと
)
の
伯母前
(
をばぜ
)
を
訪
(
と
)
ふなりしを。
婦人十一題
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
▼ もっと見る
軌道
(
レール
)
と
直角
(
ちよくかく
)
に
細長
(
ほそなが
)
い
茅葺
(
くさぶき
)
の
農家
(
のうか
)
が一
軒
(
けん
)
ある
其
(
そ
)
の
裏
(
うら
)
は
直
(
す
)
ぐ
山
(
やま
)
の
畑
(
はたけ
)
に
續
(
つゞ
)
いて
居
(
ゐ
)
るらしい。
家
(
いへ
)
の
前
(
まへ
)
は
廣庭
(
ひろには
)
で
麥
(
むぎ
)
などを
乾
(
ほ
)
す
所
(
ところ
)
だらう、
廣庭
(
ひろには
)
の
突
(
つ
)
きあたりに
物置
(
ものおき
)
らしい
屋根
(
やね
)
の
低
(
ひく
)
い
茅屋
(
くさや
)
がある。
湯ヶ原ゆき
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
もうほどなく、
馬車
(
ばしゃ
)
が
出
(
で
)
るというので、
待合室
(
まちあいしつ
)
にいた
人々
(
ひとびと
)
が、
箱
(
はこ
)
の
中
(
なか
)
へはいりかけました。なかには
大
(
おお
)
きな
荷物
(
にもつ
)
をかかえた
男
(
おとこ
)
がいました。たぶん
山間
(
やまあい
)
の
農家
(
のうか
)
へあきないにいくのでしょう。
しらかばの木
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
建
(
た
)
て
物
(
もの
)
は
三階建
(
さんがいだ
)
ての
立派
(
りつぱ
)
なもので、その
一番下
(
いちばんした
)
の
部屋
(
へや
)
にはスエーデンの
各地方
(
かくちほう
)
の
農家
(
のうか
)
の
状態
(
じようたい
)
をそのまゝこゝへ
移
(
うつ
)
してあつて、
寢臺
(
しんだい
)
だとか
爐邊
(
ろへん
)
の
模樣
(
もよう
)
などが
地方々々
(
ちほう/\
)
別
(
べつ
)
に
區別
(
くべつ
)
して
竝
(
なら
)
べてあるのです。
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
前
(
まへ
)
にいつたその
逗子
(
づし
)
の
時分
(
じぶん
)
は、
裏
(
うら
)
の
農家
(
のうか
)
のやぶを
出
(
で
)
ると、すぐ
田越川
(
たごえがは
)
の
流
(
なが
)
れの
續
(
つゞ
)
きで、
一本橋
(
いつぽんばし
)
を
渡
(
わた
)
る
所
(
ところ
)
は、たゞ
一面
(
いちめん
)
の
蘆原
(
あしはら
)
。
木菟俗見
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
ヴォンブ
湖
(
こ
)
の岸べに
生
(
は
)
えているハシバミのやぶの中で、メスのリスが一ぴき
捕
(
つかま
)
えられて、近所の
農家
(
のうか
)
につれていかれました。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
農家
(
のうか
)
市中
(
しちゆう
)
正月の
行事
(
ぎやうじ
)
に
鳥追
(
とりおひ
)
といふ事あり。此事諸国にもあれば、其なす処其国によりてさま/″\なる事は
諸書
(
しよ/\
)
に
散見
(
さんけん
)
せり。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
一
日
(
じつ
)
又
(
また
)
一
日
(
じつ
)
、
彼
(
かれ
)
は
稼
(
かせ
)
ぎに
稼
(
かせ
)
ぎ、
百姓
(
ひやくしやう
)
は
勿論
(
もちろん
)
、
炭
(
すみ
)
も
燒
(
やけ
)
ば、
材木
(
ざいもく
)
も
切
(
き
)
り
出
(
だ
)
す、
養蠶
(
やうさん
)
もやり、
地木綿
(
ぢもめん
)
も
織
(
お
)
らし、
凡
(
およ
)
そ
農家
(
のうか
)
の
力
(
ちから
)
で
出來
(
でき
)
ることなら、
何
(
なん
)
でも
手當次第
(
てあたりしだい
)
、そして
一生懸命
(
いつしやうけんめい
)
にやりました。
日の出
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
ようやくわれにかえって、すぐ前の
農家
(
のうか
)
から借りてくることを約束した。
超人間X号
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
農家
(
のうか
)
市中
(
しちゆう
)
正月の
行事
(
ぎやうじ
)
に
鳥追
(
とりおひ
)
といふ事あり。此事諸国にもあれば、其なす処其国によりてさま/″\なる事は
諸書
(
しよ/\
)
に
散見
(
さんけん
)
せり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
そのあいだに、ヤッローは大いそぎで、
農家
(
のうか
)
に飛んでいって、セーサルにぼっちゃんのいるところを知らせてやりました。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
稲穂
(
いなぼ
)
又は紙にて作りたる金銭、
縮
(
ちゞみ
)
あきびとなどはちゞみのひな形を紙にて作り、
農家
(
のうか
)
にては木をけづりて
鍬鋤
(
すきくは
)
のたぐひ
農具
(
のうぐ
)
を小さく作りてもちばなの枝にかくる。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
稲穂
(
いなぼ
)
又は紙にて作りたる金銭、
縮
(
ちゞみ
)
あきびとなどはちゞみのひな形を紙にて作り、
農家
(
のうか
)
にては木をけづりて
鍬鋤
(
すきくは
)
のたぐひ
農具
(
のうぐ
)
を小さく作りてもちばなの枝にかくる。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
●さて又
頸城郡
(
くびきごほり
)
の
海辺
(
うみべ
)
に
能生宿
(
のうしやうしゆく
)
といふは
北陸道
(
ほくろくだう
)
の
官路
(
くわんろ
)
なり、此宿より山手に入る㕝二里ばかりに
間瀬口
(
ませくち
)
といふ村あり、こゝの
農家
(
のうか
)
に地火をいだす㕝
如法寺
(
によほふじ
)
村の地火に同じとぞ。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
“農家”の意味
《名詞》
農家(のうか)
農業を家業として生計を立てる世帯、家屋。
(出典:Wiktionary)
“農家”の解説
農家(のうか、en: Farmer)とは、農業を家業としている世帯や、その家屋のこと。農民、百姓などともいう。農家の定義は、時代や地域によって変わってくる。
(出典:Wikipedia)
農
常用漢字
小3
部首:⾠
13画
家
常用漢字
小2
部首:⼧
10画
“農”で始まる語句
農夫
農業
農人
農鳥
農
農具
農場
農園
農婦
農奴