“小泉孤松”の読み方と例文
読み方割合
こいずみこしょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
最後に小泉孤松こいずみこしょうの書いた「農家のうか義人伝ぎじんでん」の中の一篇によれば、平四郎は伝吉のいていた馬に泥田どろた蹴落けおとされたと云うことである。(註三)
伝吉の敵打ち (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
この一条を田代玄甫たしろげんぽは「きもの太きこそ恐ろしけれ」とたたえ、小泉孤松こいずみこしょうは「伝吉の沈勇、極まれり」と嘆じている。
伝吉の敵打ち (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)