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矣
ふりがな文庫
“矣”の読み方と例文
読み方
割合
い
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
い
(逆引き)
この一条を
田代玄甫
(
たしろげんぽ
)
は「
胆
(
きも
)
の太きこそ恐ろしけれ」と
称
(
たた
)
え、
小泉孤松
(
こいずみこしょう
)
は「伝吉の沈勇、極まれり
矣
(
い
)
」と嘆じている。
伝吉の敵打ち
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
天子より
以
(
もっ
)
て庶人に至るまで、一に
是
(
こ
)
れ皆身を修むるをもって
本
(
もと
)
を
為
(
な
)
す。その本乱れて末治まる者は
否
(
あら
)
じ
矣
(
い
)
貧乏物語
(新字新仮名)
/
河上肇
(著)
「しすましたり
矣
(
い
)
と
此家
(
ここ
)
へ飛びこんだのであろうが、ドッコイ! そうは問屋がおろさん。貴様もここへはいるだろうと思って、おれは一足先にあがったのだ」
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
矣(い)の例文をもっと
(15作品)
見る
矣
漢検1級
部首:⽮
7画
“矣”を含む語句
万事休矣
可矣
好矣
嗟矣
而弗失之矣
然矣
牛矣
用亦窮矣
疾篤矣
百活矣
矣乎
晩矣
萬事休矣
行矣
誰不知矣
誰昔然矣
調高矣
諾矣
遅矣
雖千万人吾往矣
...
“矣”のふりがなが多い著者
河上肇
林不忘
国枝史郎
泉鏡花
夏目漱石
吉川英治
芥川竜之介