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でんき
ふりがな文庫
“
電氣
(
でんき
)” の例文
新字:
電気
電氣
(
でんき
)
の一
極
(
きよく
)
を
活字
(
くわつじ
)
と
結
(
むす
)
び
付
(
つ
)
けて
置
(
お
)
いて、
他
(
た
)
の一
極
(
きよく
)
を
紙
(
かみ
)
に
通
(
つう
)
じて、
其紙
(
そのかみ
)
を
活字
(
くわつじ
)
の
上
(
うへ
)
へ
壓
(
お
)
し
付
(
つ
)
けさへすれば、すぐ
出來
(
でき
)
るのだと
小六
(
ころく
)
が
云
(
い
)
つた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
行火
(
あんか
)
の
代
(
かは
)
りにまでも
用
(
もち
)
ひられるようになり、
今日
(
こんにち
)
では
人間
(
にんげん
)
の
生活上
(
せいかつじよう
)
電氣
(
でんき
)
は
寸時
(
すんじ
)
も
缺
(
か
)
くことの
出來
(
でき
)
ない
必要
(
ひつよう
)
なものとなりました。
森林と樹木と動物
(旧字旧仮名)
/
本多静六
(著)
君子
(
きみこ
)
は
背
(
せ
)
のびをして
結
(
むす
)
ばれた
電氣
(
でんき
)
の
綱
(
つな
)
をほどいてゐた。とその
時
(
とき
)
、
母
(
はゝ
)
は
恰
(
あたか
)
もその
光
(
ひか
)
りに
彈
(
はじ
)
かれたやうにぱつと
起
(
お
)
き
上
(
あが
)
つた。
悔
(旧字旧仮名)
/
水野仙子
(著)
私
(
わたくし
)
は
何氣
(
なにげ
)
なく
倚子
(
ゐす
)
より
離
(
はな
)
れて、
檣樓
(
しやうらう
)
に、
露砲塔
(
ろほうたふ
)
に、
戰鬪樓
(
せんとうらう
)
に、
士官
(
しくわん
)
水兵
(
すいへい
)
の
活動
(
はたらき
)
目醒
(
めざ
)
ましき
甲板
(
かんぱん
)
を
眺
(
なが
)
めたが、
忽
(
たちま
)
ち
電氣
(
でんき
)
に
打
(
う
)
たれし
如
(
ごと
)
く
躍上
(
をどりあが
)
つたよ。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
その
他
(
ほか
)
貝殼
(
かひがら
)
ばかりを
竝
(
なら
)
べた
貝類博物館
(
かひるいはくぶつかん
)
、
電氣
(
でんき
)
に
關
(
かん
)
するものを
竝
(
なら
)
べた
電氣博物館
(
でんきはくぶつかん
)
といふように、
陳列品
(
ちんれつひん
)
の
種類
(
しゆるい
)
は
大
(
おほ
)
わけにも
小
(
こ
)
わけにも
隨意
(
ずいい
)
に
區別
(
くべつ
)
することが
出來
(
でき
)
ます。
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
▼ もっと見る
それが
即
(
すなは
)
ち
煙
(
けむり
)
と
呼
(
よ
)
ばれる
以所
(
ゆえん
)
である。かういふふうに
噴出
(
ふんしゆつ
)
が
烈
(
はげ
)
しい
時
(
とき
)
は
電氣
(
でんき
)
の
火花
(
ひばな
)
が
現
(
あらは
)
れる。
性空上人
(
しようくうしようにん
)
が
霧島火山
(
きりしまかざん
)
の
神體
(
しんたい
)
と
認
(
みと
)
めたものは
以上
(
いじよう
)
の
現象
(
げんしよう
)
に
相違
(
そうい
)
なからう。
火山の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
これは
球突
(
たまつき
)
を
少
(
すこ
)
しやつた人の
誰
(
たれ
)
しも
經驗
(
けいけん
)
する事で、
夜
(
よる
)
電氣
(
でんき
)
を
消
(
け
)
して床にはひると
暗
(
くら
)
闇の中に赤白の四つの
球
(
たま
)
をのせた青い
球台
(
たまたい
)
が
浮
(
う
)
かんで來て、
取
(
と
)
り方を
夢
(
む
)
中で
空想
(
くうそう
)
したりする。
文壇球突物語
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
教
(
をし
)
へをうけようと、
電氣
(
でんき
)
を
點
(
つ
)
けて、
火鉢
(
ひばち
)
の
上
(
うへ
)
へ、あり
合
(
あは
)
せた
白紙
(
はくし
)
をかざして、その
紅
(
あか
)
いインキで、ヴヱスビヤス、ブエスビイヤス、ヴエスヴイヤス、ヴエスビイヤス、どれが
正
(
たゞ
)
しいのでせう
火の用心の事
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
私
(
わたくし
)
は
餘
(
あま
)
りの
嬉
(
うれ
)
しさに
言
(
げん
)
もなく、
其人
(
そのひと
)
の
顏
(
かほ
)
を
瞻
(
なが
)
めたが、
忽
(
たちま
)
ち
電氣
(
でんき
)
に
打
(
う
)
たれたかの
如
(
ごと
)
く
愕
(
おどろ
)
き
叫
(
さけ
)
んだよ。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
此
(
この
)
印刷術
(
いんさつじゆつ
)
は
近來
(
きんらい
)
英國
(
えいこく
)
で
發明
(
はつめい
)
になつたもので、
根本的
(
こんぽんてき
)
にいふと
矢張
(
やは
)
り
電氣
(
でんき
)
の
利用
(
りよう
)
に
過
(
す
)
ぎなかつた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
ヴェスヴィオの
千九百六年
(
せんくひやくろくねん
)
の
大噴火
(
だいふんか
)
に
於
(
おい
)
て、
非常
(
ひじよう
)
に
強
(
つよ
)
い
電氣
(
でんき
)
を
帶
(
お
)
びた
噴煙
(
ふんえん
)
を
認
(
みと
)
めたこともあり、その
靡
(
なび
)
いた
煙
(
けむり
)
に
近
(
ちか
)
づいた
時
(
とき
)
、
服裝
(
ふくそう
)
につけてゐた
金屬
(
きんぞく
)
の
各尖端
(
かくせんたん
)
から
電光
(
でんこう
)
を
發
(
はつ
)
したことも
經驗
(
けいけん
)
せられてゐる。
火山の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
電
常用漢字
小2
部首:⾬
13画
氣
部首:⽓
10画
“電氣”で始まる語句
電氣燈
電氣力
電氣仕掛
電氣作用
電氣博物館
電氣學教授
電氣力發機等