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燒
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やき
ふりがな文庫
“
燒
(
やき
)” の例文
新字:
焼
いしくも
申
(
まを
)
された。……
殘
(
のこ
)
らずつけ
燒
(
やき
)
のお
誂
(
あつら
)
へは
有難
(
ありがた
)
い、と
思
(
おも
)
ふと、
此
(
こ
)
の
方
(
はう
)
目
(
め
)
のふちを
赤
(
あか
)
くしながら、
饀
(
あん
)
こばかりは
些
(
ちつ
)
と
擽
(
くすぐつた
)
い。
松の葉
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
「今朝柳橋で顏を合せると——お膝元の殺しを知らずにゐるやうぢや、錢形の親分も
燒
(
やき
)
が廻つたね——て言やがる」
銭形平次捕物控:125 青い帯
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
何
(
なん
)
といふお
幸福
(
しやわせ
)
と
燒
(
やき
)
もちやいて
羨
(
うらや
)
みますぞや、そのお
人
(
ひと
)
に
捨
(
す
)
てられたらお
前
(
まへ
)
さままあ
何
(
なん
)
と
遊
(
あそ
)
ばす、お
泣
(
な
)
きなさるはお
腹
(
はら
)
がたつか、お
怒
(
おこ
)
りになつてもよし、
民
(
たみ
)
は申だけは申ます
経つくゑ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
成故に汝死す共云べからず其子固く父の命を
守
(
まもる
)
官吏
(
やくにん
)
火
(
ひ
)
を以て其
體
(
たい
)
を
燒
(
やき
)
種々
(
しゆ/″\
)
責問
(
せめとふ
)
と雖も
終
(
つひ
)
に言ずして死すと云夫と是とは變れども
陸尺
(
ろくしやく
)
七右衞門は
卑賤者
(
いやしきもの
)
に
似氣
(
にげ
)
なく
豪侠
(
がうけふ
)
にして
義
(
ぎ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
と
言
(
い
)
ふ。
天窓
(
あたま
)
の
大
(
おほ
)
きな、
頤
(
あご
)
のしやくれた、
如法玩弄
(
によはふおもちや
)
の
燒
(
やき
)
ものの、ペロリと
舌
(
した
)
で、
西瓜
(
すゐくわ
)
喰
(
く
)
ふ
黒人
(
くろんぼ
)
の
人形
(
にんぎやう
)
が、ト
赤
(
あか
)
い
目
(
め
)
で、
額
(
おでこ
)
で
睨
(
にら
)
んで、
灰色
(
はひいろ
)
の
下唇
(
したくちびる
)
を
反
(
そ
)
らして
突立
(
つゝた
)
つ。
印度更紗
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
▼ もっと見る
重四郎知れたこと夫三兩と投出せば彌十は其
金
(
かね
)
請取
(
うけとり
)
つゝ大いに
喜
(
よろこ
)
び
然
(
さ
)
ればすつぽり
燒
(
やき
)
ませうと申にぞ兩人は夫なら彌十頼んだぞ彌十
御案事
(
ごあんじ
)
なされますなと三人の
死骸
(
しがい
)
を
集
(
あつ
)
めて火屋へ
入
(
いれ
)
火
(
ひ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
お
京
(
きやう
)
さん
母親
(
おふくろ
)
も
父親
(
おやぢ
)
も
空
(
から
)
つきり
當
(
あて
)
が
無
(
な
)
いのだよ、
親
(
おや
)
なしで
産
(
うま
)
れて
來
(
く
)
る
子
(
こ
)
があらうか、
己
(
お
)
れは
何
(
ど
)
うしても
不思議
(
ふしぎ
)
でならない、と
燒
(
やき
)
あがりし
餅
(
もち
)
を
兩手
(
りやうて
)
でたゝきつゝいつも
言
(
い
)
ふなる
心細
(
こゝろぼそ
)
さを
繰返
(
くりかへ
)
せば
わかれ道
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
空腹
(
すきばら
)
へ、
秋刀魚
(
さんま
)
、
燒
(
やき
)
いもの
如
(
ごと
)
きは、
第一
(
だいいち
)
にきくのである。
折角
(
せつかく
)
、
結構
(
けつこう
)
なる
體臭
(
たいしう
)
をお
持合
(
もちあは
)
せの
御婦人方
(
ごふじんがた
)
には、
相
(
あひ
)
すまぬ。が……
從
(
したが
)
つて、
拂
(
はら
)
ひもしないで、
敷
(
し
)
かせ
申
(
まを
)
した。
火の用心の事
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
さるほどに、
美人
(
びじん
)
たちの
此
(
こ
)
の
寄附
(
きふ
)
によつて、づらりと
暖
(
あつたか
)
いものが
並
(
なら
)
んで、
金屏風
(
きんびやうび
)
もキラ/\と
輝
(
かゞや
)
き
渡
(
わた
)
り、
燒
(
やき
)
のりをたて
引
(
ひ
)
いて
心配
(
しんぱい
)
して
居
(
ゐ
)
た、
藤村
(
ふぢむら
)
の
優
(
やさ
)
しい
妹分
(
いもとぶん
)
も、
嬉
(
うれ
)
しさうな
顏
(
かほ
)
をした。
九九九会小記
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
燒
部首:⽕
16画
“燒”を含む語句
燃燒
燒酎
丸燒
燒肉
燒死
素燒
火燒
燒饅頭
夕燒
燒痕
岡燒
霜燒
千住燒場
燒盡
燒餅
燒石
蒲燒
大燒痕
蒸燒
燒跡
...