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とけいや
ふりがな文庫
“
時計屋
(
とけいや
)” の例文
皇帝はすぐとね床をとびおきて、
侍医
(
じい
)
をおめしになりました。でも、それがなんの役にたつでしょう。そこで
時計屋
(
とけいや
)
をよびにやりました。
小夜啼鳥
(新字新仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
しかし、
時計屋
(
とけいや
)
へ
直
(
なお
)
しにやると、あとでほかに
時計
(
とけい
)
がないので
不自由
(
ふじゆう
)
なものですから、一
日
(
にち
)
、一
日
(
にち
)
延
(
の
)
びてしまうのでありました。
時計とよっちゃん
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
時計屋
(
とけいや
)
がどんどん歩いて、グリーソン
屋敷
(
やしき
)
のかどまできたとき、のんきな顔で
馬車
(
ばしゃ
)
を走らせてくるホールにばったりと出あった。
透明人間
(新字新仮名)
/
ハーバート・ジョージ・ウェルズ
(著)
時計屋
(
とけいや
)
の店には明るくネオン
燈
(
とう
)
がついて、一
秒
(
びょう
)
ごとに石でこさえたふくろうの赤い
眼
(
め
)
が、くるっくるっとうごいたり、いろいろな
宝石
(
ほうせき
)
が海のような色をした
厚
(
あつ
)
い
硝子
(
ガラス
)
の
盤
(
ばん
)
に
載
(
の
)
って
銀河鉄道の夜
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
宗助
(
そうすけ
)
は
微笑
(
びせう
)
しながら、
急忙
(
せは
)
しい
通
(
とほ
)
りを
向側
(
むかふがは
)
へ
渡
(
わた
)
つて、
今度
(
こんど
)
は
時計屋
(
とけいや
)
の
店
(
みせ
)
を
覗
(
のぞ
)
き
込
(
こ
)
んだ。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
▼ もっと見る
そして
時計屋
(
とけいや
)
の
店
(
みせ
)
さきを
離
(
はな
)
れますと、また、どっちへ
歩
(
ある
)
いていっていいかわからずに、うろうろとしていたのであります。
角笛吹く子
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
と言って、おかみさんは、ランプを
片手
(
かたて
)
にもち、
時計屋
(
とけいや
)
をうながすような目をして、もういちど部屋にはいっていった。時計屋があとにつづいた。
透明人間
(新字新仮名)
/
ハーバート・ジョージ・ウェルズ
(著)
僕
(
ぼく
)
はまいにち、
隣
(
となり
)
の
信
(
しん
)
ちゃんと、
学校
(
がっこう
)
へいきます。
僕
(
ぼく
)
は、
時計屋
(
とけいや
)
の
前
(
まえ
)
を
通
(
とお
)
って、
大
(
おお
)
きな
時計
(
とけい
)
を
見
(
み
)
るのがすきです。その
時計
(
とけい
)
は、
時刻
(
じこく
)
が
正確
(
せいかく
)
でした。
僕の通るみち
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
と、大声でいいながら、
戸口
(
とぐち
)
でぶるぶるっと雪をはらって、
時計屋
(
とけいや
)
のテッディ・ヘンフリイが
寒
(
さむ
)
そうにはいってきた。
透明人間
(新字新仮名)
/
ハーバート・ジョージ・ウェルズ
(著)
よくきくと、
時計屋
(
とけいや
)
のおばあさんは、
病気
(
びょうき
)
で
臥
(
ね
)
ているのでした。
吉雄
(
よしお
)
は、その
看病
(
かんびょう
)
のてつだいをさせられるのがいやさに、
出
(
で
)
てきたというのであります。
子供はばかでなかった
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
これも、
町
(
まち
)
で、きれいな
店
(
みせ
)
を
張
(
は
)
っている
時計屋
(
とけいや
)
でありました。そこで、もう
一人
(
ひとり
)
、
小僧
(
こぞう
)
がほしそうだから、
世話
(
せわ
)
をしましょうといってくれた
人
(
ひと
)
がありました。
子供はばかでなかった
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
その
人
(
ひと
)
は、
時計屋
(
とけいや
)
さんですが、
金網
(
かなあみ
)
の
箱
(
はこ
)
を
造
(
つく
)
って、その
中
(
なか
)
に、らんを
入
(
い
)
れておいたというのです。
白
(
しろ
)
い
葉
(
は
)
に、
白
(
しろ
)
い
花
(
はな
)
という、
珍品
(
ちんぴん
)
ですから
無理
(
むり
)
もありません。
らんの花
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
だれも、
自分
(
じぶん
)
に
気
(
き
)
を
止
(
と
)
めるものがないと
知
(
し
)
ると、
子供
(
こども
)
は、そのそばにあった
時計屋
(
とけいや
)
の
店
(
みせ
)
さきにゆきました。
角笛吹く子
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「この
時計
(
とけい
)
は、
狂
(
くる
)
うようなことはないだろうな。」と、
金持
(
かねも
)
ちは、
時計屋
(
とけいや
)
の
番頭
(
ばんとう
)
にたずねました。
時計のない村
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
……
時計屋
(
とけいや
)
では、
下
(
した
)
へ
落
(
お
)
としたことがないかといっていたから。それでなくても、
長
(
なが
)
い
間
(
あいだ
)
には
機械
(
きかい
)
がすれて、くるいがくるので、もう、
昔
(
むかし
)
のように、
直
(
なお
)
らないかもしれない。
時計と窓の話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
北
(
きた
)
の
方
(
ほう
)
の
海
(
うみ
)
に、まわってきましたときに、
父親
(
ちちおや
)
は、
港
(
みなと
)
に
上
(
あ
)
がって、
近
(
ちか
)
くの
町
(
まち
)
へまいりました。そして、ある
時計屋
(
とけいや
)
へいって、そのオルゴールに
合
(
あ
)
う、
鍵
(
かぎ
)
を
探
(
さが
)
したのであります。
汽船の中の父と子
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
けれど、この
文明
(
ぶんめい
)
の
世
(
よ
)
の
中
(
なか
)
に、
時計
(
とけい
)
を
用
(
もち
)
いなくては
話
(
はなし
)
にならぬというので、
村
(
むら
)
の
中
(
うち
)
での
金持
(
かねも
)
ちの
一人
(
ひとり
)
が、
町
(
まち
)
に
出
(
で
)
たときに、その
町
(
まち
)
の
時計屋
(
とけいや
)
から、一つの
時計
(
とけい
)
を
求
(
もと
)
めたのであります。
時計のない村
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「ほんとうに、
時計屋
(
とけいや
)
なんかも、いい
商売
(
しょうばい
)
だね。」と、お
母
(
かあ
)
さんは、
喜
(
よろこ
)
びました。
子供はばかでなかった
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
時計屋
(
とけいや
)
さんは、
仕事
(
しごと
)
も
手
(
て
)
につかず、
毎日
(
まいにち
)
、らんの
前
(
まえ
)
にすわって、
腕
(
うで
)
を
組
(
く
)
んで、「いいなあ、いいなあ。」といっては、
考
(
かんが
)
えていたというが、とうとう
憂鬱病
(
ゆううつびょう
)
にかかって、なにを
思
(
おも
)
ったか
らんの花
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
母
(
はは
)
は
戦時中
(
せんじちゅう
)
、この
時計
(
とけい
)
を
疎開先
(
そかいさき
)
へ
持
(
も
)
っていって、こちらへ
帰
(
かえ
)
ると、
時計屋
(
とけいや
)
へみがきに
出
(
だ
)
したこと、そして、それがなかなか
手間
(
てま
)
どるので、
父
(
ちち
)
が
再
(
さい
)
三さいそくにいったことなど、
思
(
おも
)
い
出
(
だ
)
しました。
時計と窓の話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
男
(
おとこ
)
は、
町
(
まち
)
へ
出
(
で
)
ました。そして、もう
一人
(
ひとり
)
の
金持
(
かねも
)
ちが
時計
(
とけい
)
を
買
(
か
)
った
店
(
みせ
)
と、ちがった
店
(
みせ
)
へゆきました。その
店
(
みせ
)
も、
町
(
まち
)
での
大
(
おお
)
きな
時計屋
(
とけいや
)
であったのです。
男
(
おとこ
)
は、いろいろな
形
(
かたち
)
の
時計
(
とけい
)
をこの
店
(
みせ
)
で
見
(
み
)
ました。
時計のない村
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
S少年
(
エスしょうねん
)
は、
町
(
まち
)
へ
出
(
で
)
ると、
時計屋
(
とけいや
)
の
前
(
まえ
)
に
立
(
た
)
つのが
好
(
す
)
きでした。
太陽と星の下
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
時
常用漢字
小2
部首:⽇
10画
計
常用漢字
小2
部首:⾔
9画
屋
常用漢字
小3
部首:⼫
9画
“時計”で始まる語句
時計
時計台
時計下
時計鐘
時計仕掛