時計屋とけいや)” の例文
皇帝はすぐとね床をとびおきて、侍医じいをおめしになりました。でも、それがなんの役にたつでしょう。そこで時計屋とけいやをよびにやりました。
しかし、時計屋とけいやなおしにやると、あとでほかに時計とけいがないので不自由ふじゆうなものですから、一にち、一にちびてしまうのでありました。
時計とよっちゃん (新字新仮名) / 小川未明(著)
時計屋とけいやがどんどん歩いて、グリーソン屋敷やしきのかどまできたとき、のんきな顔で馬車ばしゃを走らせてくるホールにばったりと出あった。
時計屋とけいやの店には明るくネオンとうがついて、一びょうごとに石でこさえたふくろうの赤いが、くるっくるっとうごいたり、いろいろな宝石ほうせきが海のような色をしたあつ硝子ガラスばんって
銀河鉄道の夜 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
宗助そうすけ微笑びせうしながら、急忙せはしいとほりを向側むかふがはわたつて、今度こんど時計屋とけいやみせのぞんだ。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
そして時計屋とけいやみせさきをはなれますと、また、どっちへあるいていっていいかわからずに、うろうろとしていたのであります。
角笛吹く子 (新字新仮名) / 小川未明(著)
と言って、おかみさんは、ランプを片手かたてにもち、時計屋とけいやをうながすような目をして、もういちど部屋にはいっていった。時計屋があとにつづいた。
ぼくはまいにち、となりしんちゃんと、学校がっこうへいきます。ぼくは、時計屋とけいやまえとおって、おおきな時計とけいるのがすきです。その時計とけいは、時刻じこく正確せいかくでした。
僕の通るみち (新字新仮名) / 小川未明(著)
と、大声でいいながら、戸口とぐちでぶるぶるっと雪をはらって、時計屋とけいやのテッディ・ヘンフリイがさむそうにはいってきた。
よくきくと、時計屋とけいやのおばあさんは、病気びょうきているのでした。吉雄よしおは、その看病かんびょうのてつだいをさせられるのがいやさに、てきたというのであります。
子供はばかでなかった (新字新仮名) / 小川未明(著)
これも、まちで、きれいなみせっている時計屋とけいやでありました。そこで、もう一人ひとり小僧こぞうがほしそうだから、世話せわをしましょうといってくれたひとがありました。
子供はばかでなかった (新字新仮名) / 小川未明(著)
そのひとは、時計屋とけいやさんですが、金網かなあみはこつくって、そのなかに、らんをれておいたというのです。しろに、しろはなという、珍品ちんぴんですから無理むりもありません。
らんの花 (新字新仮名) / 小川未明(著)
だれも、自分じぶんめるものがないとると、子供こどもは、そのそばにあった時計屋とけいやみせさきにゆきました。
角笛吹く子 (新字新仮名) / 小川未明(著)
「この時計とけいは、くるうようなことはないだろうな。」と、金持かねもちは、時計屋とけいや番頭ばんとうにたずねました。
時計のない村 (新字新仮名) / 小川未明(著)
……時計屋とけいやでは、したとしたことがないかといっていたから。それでなくても、ながあいだには機械きかいがすれて、くるいがくるので、もう、むかしのように、なおらないかもしれない。
時計と窓の話 (新字新仮名) / 小川未明(著)
きたほううみに、まわってきましたときに、父親ちちおやは、みなとがって、ちかくのまちへまいりました。そして、ある時計屋とけいやへいって、そのオルゴールにう、かぎさがしたのであります。
汽船の中の父と子 (新字新仮名) / 小川未明(著)
けれど、この文明ぶんめいなかに、時計とけいもちいなくてははなしにならぬというので、むらうちでの金持かねもちの一人ひとりが、まちたときに、そのまち時計屋とけいやから、一つの時計とけいもとめたのであります。
時計のない村 (新字新仮名) / 小川未明(著)
「ほんとうに、時計屋とけいやなんかも、いい商売しょうばいだね。」と、おかあさんは、よろこびました。
子供はばかでなかった (新字新仮名) / 小川未明(著)
時計屋とけいやさんは、仕事しごとにつかず、毎日まいにち、らんのまえにすわって、うでんで、「いいなあ、いいなあ。」といっては、かんがえていたというが、とうとう憂鬱病ゆううつびょうにかかって、なにをおもったか
らんの花 (新字新仮名) / 小川未明(著)
はは戦時中せんじちゅう、この時計とけい疎開先そかいさきっていって、こちらへかえると、時計屋とけいやへみがきにしたこと、そして、それがなかなか手間てまどるので、ちちさい三さいそくにいったことなど、おもしました。
時計と窓の話 (新字新仮名) / 小川未明(著)
おとこは、まちました。そして、もう一人ひとり金持かねもちが時計とけいったみせと、ちがったみせへゆきました。そのみせも、まちでのおおきな時計屋とけいやであったのです。おとこは、いろいろなかたち時計とけいをこのみせました。
時計のない村 (新字新仮名) / 小川未明(著)
S少年エスしょうねんは、まちると、時計屋とけいやまえつのがきでした。
太陽と星の下 (新字新仮名) / 小川未明(著)