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でんしん
ふりがな文庫
“
電信
(
でんしん
)” の例文
諭吉
(
ゆきち
)
は、
電信
(
でんしん
)
や、めっき
工場
(
こうじょう
)
、さとうの
製造所
(
せいぞうしょ
)
などもみてまわりましたが、みな
本
(
ほん
)
でよんでいることばかりなので、そのしくみにはさほどおどろきませんでした。
福沢諭吉:ペンは剣よりも強し
(新字新仮名)
/
高山毅
(著)
近頃
(
ちかごろ
)
は
現界
(
げんかい
)
でも、
電信
(
でんしん
)
とか、
電話
(
でんわ
)
とか
申
(
もう
)
すものが
出来
(
でき
)
て、
斯
(
こ
)
うした
場合
(
ばあい
)
によく
利用
(
りよう
)
されるそうでございますが、こちらの
世界
(
せかい
)
でする
仕事
(
しごと
)
も
大体
(
だいたい
)
それに
似
(
に
)
たもので
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
なほ
人智
(
じんち
)
がいよ/\
發達
(
はつたつ
)
し
人口
(
じんこう
)
がどん/\
増
(
ま
)
すにつれて、
最後
(
さいご
)
には
奧山
(
おくやま
)
の
木
(
き
)
までも
伐
(
き
)
つて
家屋
(
かおく
)
、
橋梁
(
きようりよう
)
、
器具
(
きぐ
)
、
機械
(
きかい
)
、
汽車
(
きしや
)
、
電車
(
でんしや
)
、
鐵道
(
てつどう
)
の
枕木
(
まくらぎ
)
、
電信
(
でんしん
)
、
電話
(
でんわ
)
の
柱
(
はしら
)
といふように
森林と樹木と動物
(旧字旧仮名)
/
本多静六
(著)
なんとも
言
(
い
)
えずさびしい気がして、ぼんやりそっちを見ていましたら、
向
(
む
)
こうの
河岸
(
かわぎし
)
に二本の
電信
(
でんしん
)
ばしらが、ちょうど
両方
(
りょうほう
)
から
腕
(
うで
)
を組んだように赤い
腕木
(
うでぎ
)
をつらねて立っていました。
銀河鉄道の夜
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
上
(
あが
)
り
口
(
ぐち
)
の
電信
(
でんしん
)
の
柱
(
はしら
)
を
楯
(
たて
)
に、
肩
(
かた
)
を
曲
(
くね
)
つて、
洋傘
(
かうもり
)
の
手
(
て
)
を
柱
(
はしら
)
に
縋
(
すが
)
つて、
頸
(
うなじ
)
をしなやかに、
柔
(
やはら
)
かな
髢
(
たぼ
)
を
落
(
おと
)
して、……
帶
(
おび
)
の
模樣
(
もやう
)
の
颯
(
さつ
)
と
透
(
す
)
く……
羽織
(
はおり
)
の
腰
(
こし
)
を
撓
(
たわ
)
めながら、
忙
(
せはし
)
さうに、
且
(
か
)
つ
凝
(
ぢつ
)
と
覗
(
のぞ
)
いたが
艶書
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
▼ もっと見る
其
(
その
)
恨
(
うら
)
み
骨髓
(
こつずい
)
に
徹
(
とほ
)
りてそれよりの
見
(
み
)
る
目横
(
めよこ
)
にか
逆
(
さか
)
にか、
女髮結
(
をんなかみゆひ
)
の
留
(
とめ
)
を
捉
(
と
)
らへて
珍事
(
ちんじ
)
唯今
(
たゞいま
)
出來
(
しゆつたい
)
の
顏
(
かほ
)
つきに、
例
(
れい
)
の
口車
(
くちぐるま
)
くる/\とやれば、
此
(
この
)
電信
(
でんしん
)
の
何處
(
いづく
)
までかゝりて、一
町
(
てう
)
毎
(
ごと
)
に
風説
(
うはさ
)
は
太
(
ふと
)
りけん
われから
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
そして
私
(
わし
)
の
持
(
も
)
っていた
土地
(
とち
)
の
上
(
うえ
)
に
鉄道
(
てつどう
)
を
敷
(
し
)
いたり
汽船
(
きせん
)
を
走
(
はし
)
らせたり、
電信
(
でんしん
)
をかけたりしている。こうしてゆくと、いつかこの
地球
(
ちきゅう
)
の
上
(
うえ
)
は、一
本
(
ぽん
)
の
木
(
き
)
も一つの
花
(
はな
)
も
見
(
み
)
られなくなってしまうだろう。
眠い町
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
ついで
現
(
あらは
)
れて
來
(
き
)
た
水力電氣
(
すいりよくでんき
)
そのものはすべてこの
都市
(
とし
)
村落
(
そんらく
)
の
燈火
(
あかり
)
や、いろ/\の
動力
(
どうりよく
)
にも
利用
(
りよう
)
せられ、
電車
(
でんしや
)
、
電信
(
でんしん
)
、
電話
(
でんわ
)
、
電燈
(
でんとう
)
、
工業用機械動力
(
こうぎようようきかいどうりよく
)
をはじめ、
朝夕
(
あさゆふ
)
の
煑炊
(
にた
)
き、すとうぶや
按摩
(
あんま
)
森林と樹木と動物
(旧字旧仮名)
/
本多静六
(著)
園生
(
そのふ
)
に
植
(
うゑ
)
てもかくれなきもの
中村
(
なかむら
)
のお
嬢
(
ぢやう
)
さんとあらぬ
人
(
ひと
)
にまでうはさゝるゝ
美人
(
びじん
)
もうるさきものぞかしさても
習慣
(
しふくわん
)
こそは
可笑
(
をか
)
しけれ
北風
(
きたかぜ
)
の
空
(
そら
)
にいかのぼりうならせて
電信
(
でんしん
)
の
柱
(
はしら
)
邪魔
(
じやま
)
くさかりし
昔
(
むか
)
しは
我
(
われ
)
も
昔
(
むかし
)
と
思
(
おも
)
へど
良之助
(
りやうのすけ
)
お
千代
(
ちよ
)
に
向
(
むか
)
ふときは
闇桜
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
“電信”の意味
《名詞》
電流・電波を利用し、文字や記号を伝送する通信。
(出典:Wiktionary)
“電信”の解説
電信(でんしん、en: Electrical telegraph)とは、符号の送受信による電気通信である。有線と無線がある。
(出典:Wikipedia)
電
常用漢字
小2
部首:⾬
13画
信
常用漢字
小4
部首:⼈
9画
“電信”で始まる語句
電信柱
電信符号