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歸宅
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きたく
ふりがな文庫
“
歸宅
(
きたく
)” の例文
新字:
帰宅
余
(
よ
)
は、
毎電
(
まいでん
)
、
東京毎日
(
とうきやうまいにち
)
、やまと、
日本
(
にほん
)
の
記者
(
きしや
)
と
共
(
とも
)
に、
山越
(
やまごし
)
をして、
駒岡貝塚
(
こまをかかひづか
)
、
末吉貝塚
(
すゑよしかひづか
)
の
遺跡
(
ゐせき
)
を
過
(
す
)
ぎ、
鶴見
(
つるみ
)
に
出
(
で
)
て
歸宅
(
きたく
)
した。
探検実記 地中の秘密:29 お穴様の探検
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
申立なば定めし其
和尚
(
をしやう
)
をも
呼出
(
よびいだ
)
し九助が寺へ參りし
刻限
(
こくげん
)
歸宅
(
きたく
)
の
時刻
(
じこく
)
等も取
糺
(
たゞし
)
ありしならんと申さるゝに藤八
然
(
され
)
ば其儀を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
三日
(
みつか
)
の
間
(
あひだ
)
城内
(
じやうない
)
へ
詰
(
つ
)
め
切
(
き
)
りでございまして、
漸
(
やうや
)
う
歸宅
(
きたく
)
いたしますと
町方
(
まちかた
)
の
病家
(
びやうか
)
から、
見舞
(
みまひ
)
の
催促
(
さいそく
)
が
矢
(
や
)
を
射
(
い
)
るやうで、
其處
(
そこ
)
をどうにか
切
(
き
)
り
拔
(
ぬ
)
けてまゐりました。
死刑
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
處
(
ところ
)
へ……せり
上
(
あが
)
つておいでなすつた
先生
(
せんせい
)
は、
舞臺
(
ぶたい
)
にしても
見
(
み
)
せたかつた。すつきり
男
(
をとこ
)
ぶりのいゝ
處
(
ところ
)
へ、よそゆきから
歸宅
(
きたく
)
のまゝの、りうとした
着
(
き
)
つけである。
春着
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
宗助
(
そうすけ
)
は
斯
(
か
)
ういふ
風
(
ふう
)
に、
何
(
なん
)
ぞ
事故
(
じこ
)
が
出來
(
でき
)
て、
役所
(
やくしよ
)
の
退出
(
ひけ
)
からすぐ
外
(
ほか
)
へ
回
(
まは
)
つて
遲
(
おそ
)
くなる
場合
(
ばあひ
)
には、
何時
(
いつ
)
でも
其
(
その
)
顛末
(
てんまつ
)
の
大略
(
たいりやく
)
を、
歸宅
(
きたく
)
早々
(
さう/\
)
御米
(
およね
)
に
話
(
はな
)
すのを
例
(
れい
)
にしてゐた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
▼ もっと見る
手
(
て
)
にとりつ
淺
(
あさ
)
からぬお
心
(
こゝろ
)
辱
(
かたじ
)
けなしとて三
郎
(
らう
)
喜
(
よろ
)
こびしと
傳
(
つ
)
たへ
給
(
たま
)
へ
外
(
ほか
)
ならぬ
人
(
ひと
)
の
取次
(
とりつぎ
)
こと
更
(
さら
)
に
嬉
(
うれ
)
しければ
此文
(
このふみ
)
は
賜
(
たま
)
はりて
歸宅
(
きたく
)
すべしとて
懷中
(
ふところ
)
に
押
(
おし
)
いれつゝ
又
(
また
)
こそと
坐
(
ざ
)
を
五月雨
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
吉兵衞に
渡
(
わた
)
されたり吉兵衞は
悠々
(
いう/\
)
と金子を改め一
禮
(
れい
)
述
(
のべ
)
て
懷中
(
くわいちう
)
し
歸宅
(
きたく
)
の上主人利兵衞へは四十七兩二歩を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
それから十
町
(
ちやう
)
と
隔
(
へだ
)
たつて
居
(
を
)
らぬ
加瀬
(
かせ
)
の
貝塚
(
かひづか
)
に
廻
(
まは
)
つて、
小發掘
(
せうはつくつ
)
を
試
(
こゝろ
)
み、
相變
(
あひかは
)
らず
失敗
(
しつぱい
)
して
歸宅
(
きたく
)
した。
探検実記 地中の秘密:07 末吉の貝塚
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
取次
(
とりつ
)
ぐ
母
(
はゝ
)
が
詞
(
ことば
)
も
待
(
ま
)
たず
儀右衞門
(
ぎゑもん
)
冷笑
(
あざわら
)
つて
聞
(
き
)
かんともせずさりとは
口賢
(
くちがしこ
)
くさま/″\の
事
(
こと
)
がいへたものかな
父親
(
てゝおや
)
に
薫陶
(
しこま
)
れては
其筈
(
そのはず
)
の
事
(
こと
)
ながらもう
其手
(
そのて
)
に
乘
(
の
)
りはせぬぞよ
餘計
(
よけい
)
な
口
(
くち
)
に
風引
(
かぜひ
)
かさんより
早
(
はや
)
く
歸宅
(
きたく
)
くさるゝが
宜
(
よ
)
さゝうなもの
誠
(
まこと
)
と
思
(
おも
)
ひて
聞
(
き
)
くものは
別れ霜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
上
(
あげ
)
私し儀日頃より右平兵衞とは兄弟同樣に仕つる者に候へば
然樣
(
さやう
)
の儀は
毛頭
(
もうとう
)
覺
(
おぼ
)
え御座なく
殊
(
こと
)
に其節は私し事
他出
(
たしゆつ
)
いたし八九日外に
逗留
(
とうりう
)
仕つり
居
(
をり
)
歸宅
(
きたく
)
致せし
機
(
をり
)
其事柄を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
歸
部首:⽌
18画
宅
常用漢字
小6
部首:⼧
6画
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歸宅後
歸宅仕