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攻撃
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こうげき
ふりがな文庫
“
攻撃
(
こうげき
)” の例文
そこへ、七回のうら、
R
(
アール
)
クラブの
最後
(
さいご
)
の
攻撃
(
こうげき
)
で、
最初
(
さいしょ
)
の打者、
岩田
(
いわた
)
が、安打で一
塁
(
るい
)
に出たのだ。
応援団
(
おうえんだん
)
が色めきたったのもむりはない。
星野くんの二塁打
(新字新仮名)
/
吉田甲子太郎
(著)
私
(
わたし
)
がI
子
(
こ
)
との
事件
(
じけん
)
でM、H
氏
(
し
)
に
攻撃
(
こうげき
)
されたことを、
私
(
わたし
)
が
悲観
(
ひかん
)
してゐるやうなことを、
私
(
わたし
)
は
私
(
わたし
)
の
最近
(
さいきん
)
の
作品
(
さくひん
)
で
書
(
か
)
いたりしたので
微笑の渦
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
このわれわれのやった大しばいについて
不愉快
(
ふゆかい
)
なお方はどうか祭司次長にその
攻撃
(
こうげき
)
の矢を向けて下さい。私はごく気の弱い一信者ですから。
ビジテリアン大祭
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
攻撃
(
こうげき
)
されても仕方がない。そこでおれはまた起って「私は正に宿直中に温泉に行きました。これは全くわるい。あやまります」
坊っちゃん
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
翌日
(
よくじつ
)
の
新聞
(
しんぶん
)
には、
此
(
こ
)
の
闇
(
やみ
)
の
中
(
なか
)
に
摸摸
(
すり
)
が
何人
(
なんにん
)
とやら
入
(
い
)
り
込
(
こ
)
んで、
何々
(
なに/\
)
の
品
(
しな
)
が
盗
(
ぬす
)
まれたとのことを
挙
(
あ
)
げて、
盛
(
さかん
)
に
会社
(
くわいしや
)
の
不行届
(
ふゆきとどき
)
を
攻撃
(
こうげき
)
したのがあつた。
検疫と荷物検査
(新字旧仮名)
/
杉村楚人冠
(著)
▼ もっと見る
如何
(
いかん
)
となればとかく何事にしても
弊害
(
へいがい
)
あれば弊害そのもののみを攻撃しないで、それに
随伴
(
ずいはん
)
する事なれば何事によらず
攻撃
(
こうげき
)
しやすいものである。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
其頃
(
そのころ
)
歐羅巴
(
エウロツパ
)
の
諸
(
しよ
)
新聞
(
しんぶん
)
は
筆
(
ふで
)
を
揃
(
そろ
)
へて、
弦月丸
(
げんげつまる
)
の
遭難
(
さうなん
)
を
詳報
(
しやうほう
)
し、かの
臆病
(
をくびやう
)
なる
船長等
(
せんちやうら
)
の
振舞
(
ふるまひ
)
をば
痛
(
いた
)
く
攻撃
(
こうげき
)
すると
共
(
とも
)
に『
日本人
(
につぽんじん
)
の
魂
(
たましひ
)
。』なんかと
標題
(
みだし
)
を
置
(
お
)
いて
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
なるほど、いま太平洋はいつ敵国の軍艦や飛行機から
攻撃
(
こうげき
)
をうけるか、たいへんあぶない時期にはいっていた。
豆潜水艇の行方
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
イバンスの
脳裏
(
のうり
)
には、なにかひらめくものがあった、
凶漢
(
きょうかん
)
三人は路を
迂回
(
うかい
)
して、ニュージーランド川のほとりから、左門洞を
攻撃
(
こうげき
)
しているのではあるまいか?
少年連盟
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
灰色ネズミ軍の
勇士
(
ゆうし
)
はしばらく穴の中にじっとして、中から
攻撃
(
こうげき
)
されるのを待ちかまえました。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
おそらく、あの
子
(
こ
)
の
兄
(
あに
)
も
補充兵
(
ほじゅうへい
)
であろうと
思
(
おも
)
うと、
老兵士
(
ろうへいし
)
をして○○
攻撃
(
こうげき
)
の
際
(
さい
)
に、
自分
(
じぶん
)
の
見
(
み
)
た一
光景
(
こうけい
)
を
思
(
おも
)
い
出
(
だ
)
させるのでした。
険阻
(
けんそ
)
な
敵
(
てき
)
の
陣地
(
じんち
)
へ
突撃
(
とつげき
)
に
移
(
うつ
)
る
暫時前
(
しばらくまえ
)
のことです。
少女と老兵士
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
さりとて
此
(
この
)
まゝさし
置
(
お
)
かんに、
内政
(
ないせい
)
のみだれ
世
(
よ
)
の
攻撃
(
こうげき
)
の
種
(
たね
)
に
成
(
な
)
りて、
淺
(
あさ
)
からぬ
難義
(
なんぎ
)
現在
(
げんざい
)
の
身
(
み
)
の
上
(
うへ
)
にかゝれば、いかさまに
爲
(
せ
)
ばやと
持
(
も
)
てなやみぬ、
我
(
わが
)
まゝも
其
(
その
)
まゝ、
氣隨
(
きずい
)
も
其
(
その
)
まゝ
われから
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
万人は親の子でなくて、親の親の親の親等広い
範囲
(
はんい
)
と関係があって、いわば天の子であり、その意味で、親そのものを
批判
(
ひはん
)
し、教育し、
是正
(
ぜせい
)
し、
攻撃
(
こうげき
)
しているものであることを感じる。
親は眺めて考えている
(新字新仮名)
/
金森徳次郎
(著)
その記憶をもって、真面目な今の生徒を見ると、どうしても大森君のように、彼らを
攻撃
(
こうげき
)
する勇気が出て来ないのです。
私の個人主義
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
僕がかくのごとき言を述べたならば、あるいはいたずらに人を責むるように聞こゆるであろうが、わが輩はそれがし
何某
(
なにがし
)
なる個人を
攻撃
(
こうげき
)
する考えは
毛頭
(
もうとう
)
ない。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
誠
(
まこと
)
さんは、
棒
(
ぼう
)
でかぶと
虫
(
むし
)
と
玉虫
(
たまむし
)
を
下
(
した
)
へ
落
(
お
)
とすと、あわてて
口笛
(
くちぶえ
)
を
吹
(
ふ
)
きながら、
体
(
からだ
)
をすくめて、
飛
(
と
)
んできたはちの
攻撃
(
こうげき
)
を
避
(
さ
)
けようとしました。やがて、はちはまた
木
(
き
)
へもどりました。
玉虫のおばさん
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
弁じ立てておいて、自分の方を表向きだけ立派にしてそれからこっちの非を
攻撃
(
こうげき
)
する。もともと返報にした事だから、こちらの弁護は向うの非が挙がらない上は弁護にならない。
坊っちゃん
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
あるいは公然と演説するにしても事実を
曲
(
ま
)
げて
武王
(
ぶおう
)
や
太公
(
たいこう
)
の政策やら人身を
攻撃
(
こうげき
)
したならば、彼らは決して義人でもなければ、善人でもなく、後世は彼らを
乱臣賊子
(
らんしんぞくし
)
と呼ぶであろう。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
攻撃
(
こうげき
)
をつづけたのでした。
しらかばの木
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
そうして人が
攻撃
(
こうげき
)
すると、僕は知らないとか、
露西亜
(
ロシア
)
文学だとか、俳句が新体詩の兄弟分だとか云って、人を
烟
(
けむ
)
に
捲
(
ま
)
くつもりなんだ。あんな弱虫は男じゃないよ。全く
御殿女中
(
ごてんじょちゅう
)
の生れ変りか何かだぜ。
坊っちゃん
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
攻
常用漢字
中学
部首:⽁
7画
撃
常用漢字
中学
部首:⼿
15画
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攻撃的