トップ
>
忠
>
ちう
ふりがな文庫
“
忠
(
ちう
)” の例文
も勤め此家の
番頭
(
ばんとう
)
と
呼
(
よば
)
れたる
忠
(
ちう
)
八と云者
何時
(
いつ
)
の程にかお熊と
人知
(
ひとし
)
らぬ中となりけるが母のお常は是を知ると雖も其身も
密夫
(
みつぷ
)
有
(
ある
)
故
(
ゆゑ
)
に
渠
(
かれ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
参
(
まゐ
)
りました
処
(
ところ
)
は
堺町
(
さかひちやう
)
三
条
(
でう
)
北
(
きた
)
に
入
(
い
)
る
町
(
まち
)
といふ、
大層
(
たいそう
)
六
(
む
)
づかしい
町名
(
ちやうめい
)
でございまして、
里見
(
さとみ
)
忠
(
ちう
)
三
郎
(
らう
)
といふ
此頃
(
このごろ
)
新築
(
しんちく
)
をした
立派
(
りつぱ
)
な
家
(
うち
)
で
牛車
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
然
(
しか
)
るに
御老職
(
ごらうしよく
)
末席
(
ばつせき
)
なる
恩田杢殿方
(
おんだもくどのかた
)
は
一家内
(
いつかない
)
能
(
よ
)
く
治
(
をさ
)
まり、
妻女
(
さいぢよ
)
は
貞
(
てい
)
に、
子息
(
しそく
)
は
孝
(
かう
)
に、
奴婢
(
ぬひ
)
の
輩
(
ともがら
)
皆
(
みな
)
忠
(
ちう
)
に、
陶然
(
たうぜん
)
として
無事
(
ぶじ
)
なること
恰
(
あたか
)
も
元日
(
ぐわんじつ
)
の
如
(
ごと
)
く
暮
(
くら
)
され
候
(
さふらふ
)
。
十万石
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
父
(
とう
)
さんがお
隣
(
となり
)
の
酒屋
(
さかや
)
の
方
(
はう
)
へ
上
(
のぼ
)
つて
行
(
ゆ
)
くにも
坂
(
さか
)
、お
忠
(
ちう
)
婆
(
ばあ
)
さんといふ
人
(
ひと
)
の
住
(
す
)
む
家
(
うち
)
の
方
(
はう
)
へ
降
(
お
)
りて
行
(
ゆ
)
くにも
坂
(
さか
)
でした。
ふるさと
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
其
(
そ
)
の
諫説
(
かんぜい
)
して
君
(
きみ
)
の
顏
(
かほ
)
を
犯
(
をか
)
すに
至
(
いた
)
つては、
此
(
こ
)
れ
所謂
(
いはゆる
)
進
(
すす
)
みては
忠
(
ちう
)
を
盡
(
つく
)
すを
思
(
おも
)
ひ、
退
(
しりぞ
)
いては
過
(
あやまち
)
を
補
(
おぎな
)
ふを
思
(
おも
)
ふ
者
(
もの
)
なる
哉
(
かな
)
。
(七三)
假令
(
もし
)
晏子
(
あんし
)
にして
在
(
あ
)
らば、
余
(
よ
)
之
(
これ
)
が
爲
(
た
)
めに
鞭
(
むち
)
を
執
(
と
)
ると
雖
(
いへど
)
も
忻慕
(
きんぼ
)
する
所
(
ところ
)
なり。
国訳史記列伝:02 管晏列伝第二
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
▼ もっと見る
達
(
たし
)
屋敷方
(
やしきがた
)
の
普請
(
ふしん
)
計
(
ばか
)
りにても二千兩
餘
(
よ
)
の
儲
(
まう
)
けありしとなり
然
(
しか
)
れども彼の
加賀屋長兵衞
(
かがやちやうべゑ
)
より
借請
(
かりうけ
)
し二百兩の事は
忠
(
ちう
)
八が
算盤
(
そろばん
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
...
直々
(
ぢき/\
)
御訴訟
(
ごそしよう
)
は
恐
(
おそ
)
れ
入
(
い
)
り
候
(
さふらふ
)
が、
此儀
(
このぎ
)
は
平
(
ひら
)
に
御免
(
ごめん
)
下
(
くだ
)
さるべく
候
(
さふらふ
)
」と
辭退
(
じたい
)
すれば、
老公
(
らうこう
)
、「
謙讓
(
けんじやう
)
もものにぞよる、
君
(
きみ
)
より
命
(
めい
)
ぜられたる
重荷
(
おもに
)
をば、
辭
(
じ
)
して
荷
(
にな
)
はじとするは
忠
(
ちう
)
にあらず、 ...
十万石
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
其方儀
養子
(
やうし
)
又七に
疵
(
きず
)
付
(
つけ
)
候
節
(
せつ
)
篤
(
とく
)
と樣子も見屆ず其上
妻
(
つま
)
常
(
つね
)
娘
(
むすめ
)
熊
(
くま
)
手代
(
てだい
)
忠
(
ちう
)
八不屆の儀を存ぜぬ段
不埓
(
ふらち
)
に付
江戸構
(
えどがまひ
)
申
付
(
つく
)
る
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
“忠”の意味
《名詞》
(チュウ)責任を持って職務などを果たすこと。
(チュウ)真心を尽くして国家や君主に仕えること。
(出典:Wiktionary)
“忠”の解説
忠(ちゅう。英語:loyalty)とは、主君に対して裏表の無い態度を意味する概念。儒教における重要な徳目の一つであり、君臣間において重要とされる徳目である。また、主君に尽くすという真心を「忠義」「忠誠」などという。
(出典:Wikipedia)
忠
常用漢字
小6
部首:⼼
8画
“忠”を含む語句
忠実
忠實
忠告
忠義
千種忠顕
忠相
忠信
忠節
忠真
細川忠興
忠直
菅忠雄
忠良
忠教
忠興
秀忠
重忠
忠義者
丸橋忠弥
忠勇
...