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了解
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れうかい
ふりがな文庫
“
了解
(
れうかい
)” の例文
其故
(
それゆゑ
)
私
(
わたくし
)
の
塾
(
じゆく
)
ではこの
規則
(
きそく
)
の
精神
(
せいしん
)
、
規則
(
きそく
)
の
根本
(
こんぽん
)
へ
立
(
た
)
ち
歸
(
かへ
)
つて、
各個人
(
かくこじん
)
の
都合
(
つがふ
)
といふ
所
(
ところ
)
を十
分
(
ぶん
)
に
了解
(
れうかい
)
せしむるといふ
方針
(
はうしん
)
を
取
(
とつ
)
て
居
(
ゐ
)
るのであります。
女教邇言
(旧字旧仮名)
/
津田梅子
(著)
要
(
えう
)
するに
世間
(
せけん
)
は
未
(
いま
)
だ
固有名
(
こゆうめい
)
なるものゝ
意味
(
いみ
)
を
了解
(
れうかい
)
してをらぬのであらう。
固有名
(
こゆうめい
)
を
普通名
(
ふつうめい
)
と
同
(
どう
)
一
程度
(
ていど
)
に
見
(
み
)
てゐるのであらう。
誤まれる姓名の逆列
(旧字旧仮名)
/
伊東忠太
(著)
又
(
また
)
有力
(
いうりよく
)
なる
銀行團
(
ぎんかうだん
)
の
援助
(
ゑんじよ
)
を
求
(
もと
)
めることは、
充分
(
じうぶん
)
の
了解
(
れうかい
)
を
事實
(
じじつ
)
に
現
(
あらは
)
す
意味
(
いみ
)
に
於
(
おい
)
て
最
(
もつと
)
も
必要
(
ひつえう
)
と
考
(
かんが
)
へてクレデイツトの
設定
(
せつてい
)
の
交渉
(
かうせふ
)
を
開始
(
かいし
)
したのであるが
金解禁前後の経済事情
(旧字旧仮名)
/
井上準之助
(著)
「
近頃
(
ちかごろ
)
それに
何
(
なん
)
ぢやねえけえ、あら
程
(
ほど
)
欲
(
ほ
)
しがつたのに
後妻
(
あと
)
貰
(
もら
)
あべえたあ、
云
(
ゆ
)
はねえんぢやねえけえ」
孰
(
いづ
)
れの
心
(
こゝろ
)
にも
口
(
くち
)
にはいはなくて
了解
(
れうかい
)
されて
居
(
ゐ
)
る
或
(
ある
)
物
(
もの
)
を
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
彼
(
かれ
)
の
書見
(
しよけん
)
は、イワン、デミトリチのやうに
神經的
(
しんけいてき
)
に、
迅速
(
じんそく
)
に
讀
(
よ
)
むのではなく、
徐
(
しづか
)
に
眼
(
め
)
を
通
(
とほ
)
して、
氣
(
き
)
に
入
(
い
)
つた
所
(
ところ
)
、
了解
(
れうかい
)
し
得
(
え
)
ぬ
所
(
ところ
)
は、
留
(
とゞま
)
り/\しながら
讀
(
よ
)
んで
行
(
ゆ
)
く。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
▼ もっと見る
私
(
わたくし
)
は
思
(
おも
)
はず
息
(
いき
)
を
呑
(
の
)
んだ。さうして
刹那
(
せつな
)
に一
切
(
さい
)
を
了解
(
れうかい
)
した。
蜜柑
(旧字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
それよりも、
吾人
(
ごじん
)
は
必
(
かなら
)
ず
常
(
つね
)
に
姓前
(
せいぜん
)
名後
(
めいご
)
を
徹底的
(
てつていてき
)
に
勵行
(
れいかう
)
し、
世界
(
せかい
)
に
日本
(
にほん
)
の
國風
(
こくふう
)
を
了解
(
れうかい
)
させたならば
各國
(
かくこく
)
の
人
(
ひと
)
も
日本
(
にほん
)
の
慣例
(
くわんれい
)
を
尊重
(
そんちよう
)
してこれに
從
(
したが
)
ふに
相違
(
さうゐ
)
ない。
誤まれる姓名の逆列
(旧字旧仮名)
/
伊東忠太
(著)
それ
故
(
ゆゑ
)
に
金解禁
(
きんかいきん
)
を
決行
(
けつかう
)
する
前
(
まへ
)
には、
世界
(
せかい
)
の
中心市場
(
ちうしんしぢやう
)
たる
英米
(
えいべい
)
の
兩市場
(
りやうしぢやう
)
には
充分
(
じうぶん
)
の
了解
(
れうかい
)
を
得
(
う
)
る
必要
(
ひつえう
)
がある。
金解禁前後の経済事情
(旧字旧仮名)
/
井上準之助
(著)
「
後
(
うしろ
)
の
田
(
た
)
の
畔
(
くろ
)
になあ、
牛胡頽子
(
うしぐみ
)
のとこでなあ」お
品
(
しな
)
は
切
(
き
)
れ/″\にいつた。
勘次
(
かんじ
)
は
略
(
ほゞ
)
其
(
そ
)
の
意
(
い
)
を
了解
(
れうかい
)
した。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
恁云
(
かうい
)
ふ
學説
(
がくせつ
)
は、
唯
(
たゞ
)
種々
(
しゆ/″\
)
の
學説
(
がくせつ
)
を
集
(
あつ
)
めて
研究
(
けんきう
)
したり、
比較
(
ひかく
)
したりして、
之
(
これ
)
を
自分
(
じぶん
)
の
生涯
(
しやうがい
)
の
目的
(
もくてき
)
としてゐる、
極
(
きは
)
めて
少數
(
せうすう
)
の
人計
(
ひとばか
)
りに
行
(
おこな
)
はれて、
他
(
た
)
の
多數
(
たすう
)
の
者
(
もの
)
は
其
(
そ
)
れを
了解
(
れうかい
)
しなかつたのです。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
女同士
(
をんなどうし
)
の
眼
(
め
)
には
姿
(
すがた
)
を
變
(
へん
)
じた
踊子
(
をどりこ
)
が
皆
(
みな
)
一
見
(
けん
)
して
了解
(
れうかい
)
されるのであつた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
“了解”の解説
了解(りょうかい、独:Verstehen、英:Understanding)とは、歴史や文化形象に向かう自己を自己限定する行為を指す哲学概念であり、ディルタイによって導入された。
(出典:Wikipedia)
了
常用漢字
中学
部首:⼅
2画
解
常用漢字
小5
部首:⾓
13画
“了”で始まる語句
了
了簡
了見
了現
了簡方
了然
了阿
了知
了哲
了庵