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ほうもん
ふりがな文庫
“
訪問
(
ほうもん
)” の例文
四十一
年
(
ねん
)
一
月
(
ぐわつ
)
二十一
日
(
にち
)
の
午前
(
ごぜん
)
九
時
(
じ
)
頃
(
ごろ
)
、
水谷氏
(
みづたにし
)
と
余
(
よ
)
とは、
大森
(
おほもり
)
の
兒島邸
(
こじまてい
)
を
訪問
(
ほうもん
)
した。
然
(
しか
)
るに
翁
(
おう
)
は、
熱海
(
あたみ
)
の
方
(
はう
)
へ
行
(
い
)
つて
居
(
ゐ
)
られて、
不在
(
ふざん
)
。
探検実記 地中の秘密:20 大森貝塚の発掘
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
そうする
中
(
うち
)
に
私
(
わたくし
)
は
岩屋
(
いわや
)
の
修行場
(
しゅぎょうば
)
から、
山
(
やま
)
の
修行場
(
しゅぎょうば
)
に
進
(
すす
)
み、やがて
竜宮界
(
りゅうぐうかい
)
の
訪問
(
ほうもん
)
も
済
(
す
)
んだ
頃
(
ころ
)
になりますと、
私
(
わたくし
)
のような
執着
(
しゅうじゃく
)
の
強
(
つよ
)
い
婦女
(
おんな
)
にも
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
ハバトフは
折々
(
おりおり
)
病気
(
びょうき
)
の
同僚
(
どうりょう
)
を
訪問
(
ほうもん
)
するのは、
自分
(
じぶん
)
の
義務
(
ぎむ
)
であるかのように、
彼
(
かれ
)
の
所
(
ところ
)
に
蒼蠅
(
うるさ
)
く
来
(
く
)
る。
彼
(
かれ
)
はハバトフが
嫌
(
いや
)
でならぬ。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
わたしは、
社用
(
しゃよう
)
で、
方々
(
ほうぼう
)
の
会社
(
かいしゃ
)
や、
工場
(
こうじょう
)
を
訪問
(
ほうもん
)
します。そして、いく
人
(
にん
)
となく
情味
(
じょうみ
)
のゆたかな
人
(
ひと
)
たちと
出
(
で
)
あいました。
兄の声
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
行
(
ゆ
)
くことも
出來
(
でき
)
ぬところに
隱
(
かく
)
れてしまつて
後
(
のち
)
、その
人
(
ひと
)
のゐた
家
(
いへ
)
を
訪問
(
ほうもん
)
して
一人
(
ひとり
)
悲
(
かな
)
しんだ
名高
(
なだか
)
い
歌
(
うた
)
があります。
歌の話
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
▼ もっと見る
或
(
ある
)
ときも
無聊
(
ぶれう
)
に
苦
(
くる
)
しんでゐた
折
(
おり
)
、
誰
(
たれ
)
かを
訪問
(
ほうもん
)
しようかと
言
(
い
)
ひ
合
(
あ
)
つてゐるときS、H
氏
(
し
)
の
名
(
な
)
が
出
(
で
)
た。
微笑の渦
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
いささかおどけた
顔
(
かお
)
になつて、
畳
(
たたみ
)
に
手
(
て
)
をついて
謝
(
あやま
)
つたが、一
方
(
ぽう
)
、
犯人逮捕
(
はんにんたいほ
)
で
第
(
だい
)
一の
殊勲者
(
しゅくんしゃ
)
平松刑事
(
ひらまつけいじ
)
は、ある
日
(
ひ
)
のこと、
金魚屋
(
きんぎょや
)
さん
笹山大作
(
ささやまだいさく
)
の、
思
(
おも
)
いがけぬ
訪問
(
ほうもん
)
をうけた。
金魚は死んでいた
(新字新仮名)
/
大下宇陀児
(著)
四、五日ののちお父さんがちょうど友だちの一人を
訪問
(
ほうもん
)
に出かけようとすると、ぱったり
巡査
(
じゅんさ
)
に出会った。かれは巡査たちとうちへもどって来た。かれはひじょうに青い顔をしていた。
家なき子:02 (下)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
ところが、ここにも、
浪人
(
ろうにん
)
生活らしいものがからみついている。その前日友人が
訪問
(
ほうもん
)
して来て、碁を打ち出したのである。夜もおそくなり、暁になった。碁というものは
厄介
(
やっかい
)
なものである。
親は眺めて考えている
(新字新仮名)
/
金森徳次郎
(著)
或日
(
あるひ
)
郵便局長
(
ゆうびんきょくちょう
)
ミハイル、アウエリヤヌイチは、
中食後
(
ちゅうじきご
)
にアンドレイ、エヒミチの
所
(
ところ
)
を
訪問
(
ほうもん
)
した。アンドレイ、エヒミチはやはり
例
(
れい
)
の
長椅子
(
ながいす
)
の
上
(
うえ
)
。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
いくらか、さうしたものゝ
見
(
み
)
えるのは、
或時
(
あるとき
)
仁徳天皇
(
にんとくてんのう
)
が、
吉備
(
きび
)
のくろ
媛
(
ひめ
)
といふ
人
(
ひと
)
を
訪問
(
ほうもん
)
せられたところが、
青菜
(
あをな
)
を
摘
(
つ
)
んでゐたのを
見
(
み
)
て
作
(
つく
)
られたといふお
歌
(
うた
)
であります。
歌の話
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
H
氏
(
し
)
を
訪問
(
ほうもん
)
して
敬意
(
けいい
)
を
表
(
へう
)
しておくのも
無意義
(
むいぎ
)
ではなからうと
思
(
おも
)
つてゐたのであつた。
微笑の渦
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
たぶん
弁護士
(
べんごし
)
を
訪問
(
ほうもん
)
するか、
裁判所
(
さいばんしょ
)
へ行ったのかもしれなかった。
家なき子:02 (下)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
で、ハバトフは
訪問
(
ほうもん
)
をする
度
(
たび
)
に、きっとブローミウム
加里
(
カリ
)
の
入
(
はい
)
った
壜
(
びん
)
と、
大黄
(
だいおう
)
の
丸薬
(
がんやく
)
とを
持
(
も
)
って
来
(
く
)
る。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
空
(
そら
)
に
照
(
て
)
つてゐる
秋
(
あき
)
の
夜
(
よ
)
の
月
(
つき
)
。その
月光
(
つきかげ
)
のさしてゐる
空
(
そら
)
を
遠方
(
えんぽう
)
からやつて
來
(
き
)
た
雁
(
かり
)
が、
列
(
れつ
)
をなして
鳴
(
な
)
きとほつて
行
(
ゆ
)
く。こんな
晩
(
ばん
)
には、
一
(
いつ
)
しょに
親
(
した
)
しむ
友
(
とも
)
だちの
訪問
(
ほうもん
)
が
待
(
ま
)
たれる。
歌の話
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
訪
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