“弁護士”の読み方と例文
旧字:辯護士
読み方割合
べんごし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この手紙は村のぼうさんが代筆だいひつをしたものであった。「その弁護士べんごしがイギリス人だというなら、きみの両親もイギリス人であることがわかる」
中島はちょっと見るとそうぞうしい男だが、弁護士べんごしより裁判官さいばんかんがいい、新聞記者よりは学校の教員のほうが安全だというぐらいだから、その気風も知れてる。したがって議論も奇抜きばつではない。
廃める (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
わたしの弁護士べんごしは、犬がその日のうちに寺にまよいこんで、寺男が戸をめたとき、中へ閉めこまれたものであるということを証拠しょうこてようとつとめた。