“ちょうし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
銚子58.3%
調子30.2%
語調1.2%
長史1.2%
長子1.2%
弔詞0.8%
張氏0.8%
瓶子0.8%
〽銚子0.4%
姚氏0.4%
(他:11)4.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
我々はこの調子でとうとう銚子ちょうしまで行ったのですが、道中たった一つの例外があったのを今に忘れる事ができないのです。
こころ (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
「お光、お銚子ちょうしが出来たよ」と二階の上口あがりくちを向いて呼んだ。「ハイ」とお光はおりて来て自分を見て、
酒中日記 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
そうして遠くからきこえて来る楽隊の音は、また何ともいえない、やわらかいしずかないい調子ちょうしとなってひびいて来ます。
曲馬団の「トッテンカン」 (新字新仮名) / 下村千秋(著)
科学者かがくしゃなら、空想くうそう事実じじつとして、しんずるわけにいかないと、ひややかな調子ちょうし
うずめられた鏡 (新字新仮名) / 小川未明(著)
名刺を差出すとどうぞ暫くと、云い残して二階へあがって行くと入違いに快活な三十歳位の男が降りて来て磊落らいらく語調ちょうし
誘拐者 (新字新仮名) / 山下利三郎(著)
国訛くになまりのある語調ちょうしで言って、そこへ挨拶あいさつに出たのは相川の母親おふくろである。
並木 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
すると、門楼の上からその様子をうかがっていた長史ちょうし陳矯ちんきょうが、
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
建文元年正月、燕王長史ちょうし葛誠かつせいをして入って事を奏せしむ。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
ところが、長子ちょうしのセルゲイは丁度ちょうど大学だいがくの四年級ねんきゅうになってから、急性きゅうせい肺病はいびょうかか死亡しぼうしてしまう。
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
しかれども永楽帝長子ちょうしを立てゝ、高煦を漢王とす。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
ドノバンも富士男も賛成さんせいした。一同はうちつれて山田左門の墓にもうで、ゴルドンの慷慨淋漓こうがいりんりたる弔詞ちょうしのもとに礼拝らいはいをおわった。
少年連盟 (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
荘厳な祭式の後に、色々な弔詞ちょうしが読み上げられた。
鑢屑 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
その時は元宰げんさい先生も、とうに物故ぶっこしていましたし、張氏ちょうしの家でもいつのにか、三度まで代が変っていました。
秋山図 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
王氏はそういう人からでも、あの秋山図が、張氏ちょうしの家に蔵してあることを知ったのでしょう。
秋山図 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
お春は三人のそばして、こぼれる愛嬌を見せながら、華奢きゃしゃな手に瓶子ちょうしるのでした。
艶容万年若衆 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)
木村助九郎が、瓶子ちょうしを向ける。席が隣なのでぽつぽつ話しかけるのであった。
宮本武蔵:03 水の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
〽銚子ちょうし出るときゃ涙で出たが……
両国の秋 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
とう州、静海せいかい軍の姚氏ちょうしがその部下と共に、海の魚を捕って年々の貢物みつぎものにしていました。
これなん曹操の寵士ちょうしで、また許都随一の勇名ある弱冠の徐晃じょこうだった。
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
一度は弔詩ちょうしまで作ってもらった。
思い出す事など (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
張資ちょうしを南陽の太守に——といったように、地方官の任命も輦下れんかの朝臣の登用も、みな自分の腹心をもって当て、自分は相国として、宮中にもくつをはき、剣をいて
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
徴士ちょうしえさにも応じないので、太政官だじょうかんは、大掃除の後のあくたを焼くように、内乱者の汚名おめいをもって
松のや露八 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
提子ちょうしを持って席の間を酌して
アイヌ神謡集 (新字新仮名) / 作者不詳(著)
「いや、どこにも関係は無い。そちらの書生さんは文士だ。未だ無名の文士だ。私は、失敗者だ。小説も書いた、画もかいた、政治もやった、女にれた事もある。けれどもみんな失敗、まあ隠者、そう思っていただきたい。大隠たいいん朝市ちょうしに隠る、と。」先生は少し酔って来たようである。
黄村先生言行録 (新字新仮名) / 太宰治(著)
寝たまま富岡先生は人をしつけるような調声ちょうし、人をあざけるような声音こわねで言った。細川は一語も発し得ない。
富岡先生 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
すでに江水また山野から、前線に出る兵馬は続々送られていた。そのあわただしい中を、中大夫趙咨ちょうしという者が魏へ向って出発していた。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
趙咨ちょうしは鼻のひしげた小男であったが、毅然として、
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
おんなたちは、逃げてしまうし、つづみ酒瓶ちょうしは、蹴とばされている。
宮本武蔵:03 水の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
山中にて、天狗の羽翼、長嘴ちょうしを有して飛行せるを見たりというは、わしたかのごときものを見しならん。
迷信と宗教 (新字新仮名) / 井上円了(著)
旗男の長姉ちょうしにあたる露子つゆことついでいるのだった。
空襲警報 (新字新仮名) / 海野十三(著)