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侍読
ふりがな文庫
“侍読”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
じどく
75.0%
じとう
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
じどく
(逆引き)
玄恵は、彼らに利用されるのを、知ってか知らずにか、
唯々
(
いい
)
として、それにも出席し、天皇の
侍読
(
じどく
)
に
挙
(
あ
)
げられれば、それにもなった。
私本太平記:03 みなかみ帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
天皇様が史記を左中弁藤原
在衡
(
ありひら
)
を
侍読
(
じどく
)
として始めて読まれ、前帝
醍醐
(
だいご
)
天皇様は
三善清行
(
みよしきよつら
)
を御相手に史記を読まれた事などがある。
平将門
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
侍読(じどく)の例文をもっと
(3作品)
見る
じとう
(逆引き)
頃之
(
しばらく
)
ニシテ妙法院親王ノ召ニ応ジテ
侍読
(
じとう
)
トナル。王ソノ才ヲ愛シ
寵賜
(
ちょうし
)
年アリ。後親ノ病メルヲ以テ官ヲ辞シテ郷ニ
還
(
かえ
)
ル。家産薄劣、加フルニ病患ヲ以テス。
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
侍読(じとう)の例文をもっと
(1作品)
見る
“侍読”の解説
侍読(じどく/じとう)とは、天皇の側に仕えて学問を教授する学者のこと。
律令制のもとでは大学寮の博士あるいはこれに近い学識を有する人物が任命された。主として四書五経などの儒教の経典が講義されたが、『史記」や『文選』、『老子』などそれ以外からの講義も行われた。平安時代後期以後、紀伝道博士(文章博士)を世襲した大江氏・菅原氏が侍読の役を独占した。また、摂関家や将軍家の当主に学問を教授する学者も侍読と呼ばれるようになる。
(出典:Wikipedia)
侍
常用漢字
中学
部首:⼈
8画
読
常用漢字
小2
部首:⾔
14画
“侍”で始まる語句
侍
侍女
侍者
侍従
侍童
侍座
侍所
侍坐
侍士
侍医
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