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『鑢屑』
ふりがな文庫
『
鑢屑
(
やすりくず
)
』
ある忙しい男の話である。 朝は暗いうちに家を出て、夜は日が暮れてしまってから帰って来る。それで自分の宅の便所へはいるのはほとんど夜のうちにきまっている。 たまたま祭日などに昼間宅に居ることがある。そうして便所へはいろうとする時に、そこの開き …
著者
寺田寅彦
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「週刊朝日」1924(大正13)年7月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約13分(500文字/分)
朗読目安時間
約21分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
六
(
むつ
)
焚付
(
たきつ
)
点
(
とも
)
象
(
かたど
)
弔詞
(
ちょうし
)
喚
(
よ
)
閃
(
ひらめ
)
転
(
ころ
)
馬方
(
うまかた
)
踵
(
かかと
)
豌豆
(
えんどう
)
僥倖
(
ぎょうこう
)
駱駝
(
らくだ
)
誘掖
(
ゆうえき
)
註説
(
リマーク
)
落雁
(
らくがん
)
細君
(
さいくん
)
箪笥
(
たんす
)
盾
(
たて
)
痕
(
あと
)
独活
(
うど
)
爬虫
(
はちゅう
)
煉瓦
(
れんが
)
無暗
(
むやみ
)
湿
(
しめ
)
泥濘
(
ぬかるみ
)
柩
(
ひつぎ
)
尻尾
(
しっぽ
)
宅
(
うち
)
大旱
(
たいかん
)
反古
(
ほご
)