“ちやうし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
張氏50.0%
長子50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一體いつたい若旦那わかだんなは、やしき河下三里かはしもさんりばかりのところに、ながれのぞんだ別業べつげふがあるのを、元來ぐわんらいいろこのめる男子をとこ婦人ふじん張氏ちやうし美而びにしてなりとふので、浮氣うはきをする隱場處かくればしよにして、別業べつげふ
みつ柏 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
細君さいくん張氏ちやうしより、しかも、いつつばかり年少としわか一少女いちせうぢよ淡裝たんさう素服そふくして婀娜あだたるものであつた。
みつ柏 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
ところが、長子ちやうしのセルゲイは丁度ちやうど大學だいがくの四年級ねんきふになつてから、急性きふせい肺病はいびやうかゝ死亡しばうしてしまふ。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)