“陳橋”の読み方と例文
読み方割合
ちんきょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
幼君では国政軍事、成り難しとあって、周の一将軍趙氏ちょうしが、全軍から推戴されて、その帝位を代っていだ。——これがそうの太祖であり、この史事を世に「陳橋ちんきょう譲位じょうい
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
……朝廷歴代の文書庫ふみぐらには、祖先柴世祖さいせいそから宋の太祖たいそへ世を譲ッた——『陳橋ちんきょうノ譲位』——の写シ文もかならず収めてあるはずですから、明判たちどころに、殷直閣いんちょっかくの暴をらし
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)