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教室
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きょうしつ
ふりがな文庫
“
教室
(
きょうしつ
)” の例文
「このつぎから、
教室
(
きょうしつ
)
へこんなものを
持
(
も
)
って
入
(
はい
)
ったら
許
(
ゆる
)
さないぞ。」と、
時間
(
じかん
)
が
終
(
お
)
わったときに、
先生
(
せんせい
)
は、
小山
(
こやま
)
におっしゃいました。
白い雲
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
笑いは
教室
(
きょうしつ
)
をゆるがし、学校のそとまでひびいていったほどだった。東京、
宮城
(
きゅうじょう
)
、などという声がきこえても、仁太はがてんのゆかぬ顔をしていた。
二十四の瞳
(新字新仮名)
/
壺井栄
(著)
むずかしい
議論
(
ぎろん
)
がはじまったり、ときには、
大学
(
だいがく
)
の
教室
(
きょうしつ
)
をそのまま、先生が学生をつれてこられて、そこで
講義
(
こうぎ
)
がつづけられることがあって、ほんとうに、きもちのいい
働
(
はたら
)
きばしょだった。
ラクダイ横町
(新字新仮名)
/
岡本良雄
(著)
僕
(
ぼく
)
のたのみなら、なんでもよくきいてくれる、やさしい
姉
(
あね
)
は、
教室
(
きょうしつ
)
の
中
(
なか
)
へも、いっしょに
入
(
はい
)
って、
先生
(
せんせい
)
のお
話
(
はなし
)
を
聞
(
き
)
いていました。
だれにも話さなかったこと
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
小田
(
おだ
)
は、
自分
(
じぶん
)
の
帽子
(
ぼうし
)
の
中
(
なか
)
へすずめの
巣
(
す
)
を
入
(
い
)
れて、三
人
(
にん
)
は、
教室
(
きょうしつ
)
へ
入
(
はい
)
ると、
帰
(
かえ
)
るまで、どうしておくかということを
相談
(
そうだん
)
しました。
眼鏡
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
▼ もっと見る
「そんなものを、
教室
(
きょうしつ
)
へ
持
(
も
)
って
入
(
はい
)
っては、いけないな。」と、おっしゃいました。六
年生
(
ねんせい
)
は、それ
見
(
み
)
ろといわぬばかりの
顔
(
かお
)
つきをしました。
眼鏡
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
このお
教室
(
きょうしつ
)
では、あなたのお
母
(
かあ
)
さんもおけいこをなさったのですよ。お
母
(
かあ
)
さんは、どの
課目
(
かもく
)
もよくおできになったが、お
裁縫
(
さいほう
)
もお
好
(
す
)
きでした。
汽車は走る
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
しかし、
時間
(
じかん
)
になって、
教室
(
きょうしつ
)
へはいる
時分
(
じぶん
)
には、いつものごとく
泣
(
な
)
きやんでいましたために、
先生
(
せんせい
)
は、ちっともそのことを
知
(
し
)
りませんでした。
青いボタン
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
吉雄
(
よしお
)
は、もう、じっとしていることができませんでした。さっそく、
教室
(
きょうしつ
)
へはいって、
荷物
(
にもつ
)
を
持
(
も
)
って
帰
(
かえ
)
り
支度
(
じたく
)
をしました。
ある日の先生と子供
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
しかし、
鳥
(
とり
)
がそうする
時分
(
じぶん
)
は、
吉雄
(
よしお
)
は、
学校
(
がっこう
)
へいってしまって、
教室
(
きょうしつ
)
にはいって、
先生
(
せんせい
)
から、お
修身
(
しゅうしん
)
や、
算術
(
さんじゅつ
)
を
教
(
おそ
)
わっているころなのでありました。
ある日の先生と子供
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「
先生
(
せんせい
)
、
教室
(
きょうしつ
)
で
遊
(
あそ
)
んでいたのでないのです。
帰
(
かえ
)
りに
持
(
も
)
って
帰
(
かえ
)
ろうと
置
(
お
)
きにきたのです。」と、
小田
(
おだ
)
が、
弁解
(
べんかい
)
しました。
眼鏡
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
小野
(
おの
)
が、
教壇
(
きょうだん
)
の
上
(
うえ
)
に
立
(
た
)
たされて、
頭
(
あたま
)
をかいていると、
女
(
おんな
)
の
尾沢先生
(
おざわせんせい
)
が、
山田
(
やまだ
)
をつれて
教室
(
きょうしつ
)
にはいってこられました。
政ちゃんと赤いりんご
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「
叔母
(
おば
)
さんのお
使
(
つか
)
いで、どうもすみません。」と、
年子
(
としこ
)
はいいました。
窓
(
まど
)
から、あちらに
遠
(
とお
)
くの
森
(
もり
)
の
頂
(
いただき
)
が
見
(
み
)
えるお
教室
(
きょうしつ
)
で、
英語
(
えいご
)
を
先生
(
せんせい
)
から
習
(
なら
)
ったのでした。
青い星の国へ
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
こう
叫
(
さけ
)
ぶと、
小山
(
こやま
)
は、あわててはね
上
(
あ
)
がりました。
敏
(
とし
)
ちゃんも、
驚
(
おどろ
)
いて、
運動場
(
うんどうじょう
)
に
人
(
ひと
)
がいないのに
気
(
き
)
づくと、
急
(
いそ
)
いで
小山
(
こやま
)
の
後
(
あと
)
を
追
(
お
)
って、
教室
(
きょうしつ
)
へ
駆
(
か
)
けつけたのです。
白い雲
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「どうしたんですか。みんなが
教室
(
きょうしつ
)
に
入
(
はい
)
っているのに、あなたばかりここに
立
(
た
)
っているのですか。
私
(
わたし
)
は、たいそうのどが
渇
(
かわ
)
いています。この
水
(
みず
)
を
飲
(
の
)
ましてください。」
教師と子供
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
教師
(
きょうし
)
は
手
(
て
)
に
白墨
(
チョーク
)
と
平素点
(
へいそてん
)
を
記入
(
きにゅう
)
する
手帳
(
てちょう
)
とを
持
(
も
)
って
教室
(
きょうしつ
)
に
入
(
はい
)
ってきました。いままでがやがやといっていました
教室
(
きょうしつ
)
の
中
(
なか
)
は、
急
(
きゅう
)
に
火
(
ひ
)
の
消
(
き
)
えたように
寂然
(
ひっそり
)
となりました。
残された日
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
教室
(
きょうしつ
)
のうちがしんとしました。
二人
(
ふたり
)
が、ぐずぐずしていると、
先生
(
せんせい
)
は、まず
小山
(
こやま
)
の
席
(
せき
)
へいらして
白い雲
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
そのうちに、
話
(
はな
)
す
時間
(
じかん
)
もなく、ベルが
鳴
(
な
)
ってお
教室
(
きょうしつ
)
に
入
(
はい
)
り、
授業
(
じゅぎょう
)
がはじまりました。
笑わなかった少年
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
そのとき、もう
先生
(
せんせい
)
は、
教室
(
きょうしつ
)
においでになって、じっと
二人
(
ふたり
)
が、りんごを
奪
(
うば
)
い
合
(
あ
)
っているのを
見
(
み
)
ていられました。
二人
(
ふたり
)
は、
大騒
(
おおさわ
)
ぎをしていました。
知
(
し
)
らなかった
政
(
まさ
)
ちゃんが、
気
(
き
)
がつくと
政ちゃんと赤いりんご
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
ほかの
子供
(
こども
)
にも、
母親
(
ははおや
)
や、
姉
(
あね
)
などが、なにぶんあがった
当座
(
とうざ
)
のことで、ついてきたけれど、たいていは、
教室
(
きょうしつ
)
の
外
(
そと
)
にいたし、
運動
(
うんどう
)
するときは、
列
(
れつ
)
の
外
(
そと
)
に
立
(
た
)
って、はなれて
見
(
み
)
ていたものです。
だれにも話さなかったこと
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
つぎは、
算術
(
さんじゅつ
)
の
時間
(
じかん
)
でした。ベルが
鳴
(
な
)
って、みんな
教室
(
きょうしつ
)
にはいったときです。
政ちゃんと赤いりんご
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
そしてその
日
(
ひ
)
は、ほかの
生徒
(
せいと
)
らが
勇
(
いさ
)
んで
帰
(
かえ
)
ってしまったにかかわらず、
独
(
ひと
)
り
教室
(
きょうしつ
)
に
残
(
のこ
)
っていたのです。
広
(
ひろ
)
い
教場
(
きょうじょう
)
の
中
(
なか
)
に、ただ
自分
(
じぶん
)
ひとりぎりになると
急
(
きゅう
)
に
四辺
(
あたり
)
が
寒
(
さむ
)
く、わびしくなって
見
(
み
)
えました。
残された日
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
しばらくの
間
(
あいだ
)
、
教室
(
きょうしつ
)
は、しんとして、
真剣
(
しんけん
)
な
空気
(
くうき
)
がみなぎりました。
生きぬく力
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
“教室”の解説
教室(きょうしつ)は、教育を行う部屋である。多くは学校の中の授業用の部屋である。教場(きょうじょう)ともいう。
(出典:Wikipedia)
教
常用漢字
小2
部首:⽁
11画
室
常用漢字
小2
部首:⼧
9画
“教室”で始まる語句
教室内