“課目”の読み方と例文
読み方割合
かもく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ゆきだるまなどをこしらえてあそんだりして、よるになると燈火あかりしたつくえかって、くる学校がっこう課目かもく勉強べんきょうしたのであります。
残された日 (新字新仮名) / 小川未明(著)
このお教室きょうしつでは、あなたのおかあさんもおけいこをなさったのですよ。おかあさんは、どの課目かもくもよくおできになったが、お裁縫さいほうもおきでした。
汽車は走る (新字新仮名) / 小川未明(著)
長吉ちょうきち学校がっこう課目かもくうちで、いちばん算術さんじゅつ成績せいせきわるかったので、この時間じかんにはよく先生せんせいからしかられました。先生せんせいというのはもう四十五、六の、あたまのはげかかったせいひくひとでありました。
残された日 (新字新仮名) / 小川未明(著)