“教場”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きょうじょう57.1%
けうぢやう35.7%
きようじよう7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぼくたちは、教場きょうじょうなかで、おそわるよりも、そとて、広場ひろばあそんだり、うたったりするときのほうがおおかった。
だれにも話さなかったこと (新字新仮名) / 小川未明(著)
じゆく山田やまだは、つて、教場けうぢやうにも二階にかいにもたれらず、物音ものおともしなかつた。枕頭まくらもとへ……ばたばたといふ跫音あしおと、ものの近寄ちかよ氣勢けはひがする。
怪談女の輪 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
平日へいじつ教場きようじよう出入しゆつにゆうするのとあまちがはない態度たいど校庭こうていあらはることが出來できたであらう。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)