“きょうしつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
教室93.3%
狂質6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
むずかしい議論ぎろんがはじまったり、ときには、大学だいがく教室きょうしつをそのまま、先生が学生をつれてこられて、そこで講義こうぎがつづけられることがあって、ほんとうに、きもちのいいはたらきばしょだった。
ラクダイ横町 (新字新仮名) / 岡本良雄(著)
ぼくのたのみなら、なんでもよくきいてくれる、やさしいあねは、教室きょうしつなかへも、いっしょにはいって、先生せんせいのおはなしいていました。
だれにも話さなかったこと (新字新仮名) / 小川未明(著)
「お気の毒なお方なのでございますよ。……いささか狂質きょうしつがありますので。……が、もう何も申しますまい。不快な他の人の身の上などは。……」
娘煙術師 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)