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以來
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このかた
ふりがな文庫
“
以來
(
このかた
)” の例文
新字:
以来
コスタンティーンが鷲をして天の運行に
逆
(
さから
)
はしめし(ラヴィーナを
娶
(
めと
)
れる
昔人
(
むかしのひと
)
に附きてこの鷲そのかみこれに
順
(
したが
)
へり)時より
以來
(
このかた
)
一—三
神曲:03 天堂
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
案
(
あん
)
ずるに、
團子
(
だんご
)
は
附燒
(
つけやき
)
を
以
(
もつ
)
て
美味
(
うま
)
いとしてある。
鹽煎餅
(
しほせんべい
)
以來
(
このかた
)
、
江戸兒
(
えどつこ
)
は
餘
(
あま
)
り
甘
(
あま
)
いのを
好
(
す
)
かぬ。が、
何
(
なに
)
を
祕
(
かく
)
さう、
私
(
わたし
)
は
團子
(
だんご
)
は
饀
(
あん
)
の
方
(
はう
)
を
得意
(
とくい
)
とする。
松の葉
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
十風が來てから
以來
(
このかた
)
俳句が自分の心を支配し、俳人との交遊が何よりの慰藉であつたので、十風の細君の嬌態も鶴子さんの妙なる箏の音も、十風
俳諧師
(旧字旧仮名)
/
高浜虚子
(著)
予
(
わし
)
の
戀人
(
こひびと
)
よりも
美
(
うつく
)
しい!
何
(
なに
)
もかも
見通
(
みとほ
)
しの
太陽
(
たいやう
)
でも、
現世
(
このよ
)
創
(
はじま
)
って
以來
(
このかた
)
、
又
(
また
)
とは
彼女程
(
あれほど
)
の
女
(
をなご
)
をば
見
(
み
)
なんだのぢゃ。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
早
(
はや
)
くせし
以來
(
このかた
)
は何にも彼にも只二人
偖
(
さて
)
我口
(
わがくち
)
より此樣な事を申すは
自負
(
じふ
)
に
似
(
に
)
たれど
吾儕
(
おのれ
)
は
性來
(
せいらい
)
潔白
(
けつぱく
)
にて只正直を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
▼ もっと見る
思
(
おも
)
へ
君
(
きみ
)
……
式
(
しき
)
九獻
(
くこん
)
の
盞
(
さかづき
)
よりして
以來
(
このかた
)
、
初
(
はじ
)
めて
胸
(
むね
)
に
通
(
とほ
)
りたる
甘
(
あま
)
く
清
(
すゞし
)
き
露
(
つゆ
)
なりしを。——
見
(
み
)
たのかい——いや、われ
聞
(
き
)
く。
婦人十一題
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
我見しに、はじめわが見し時より
以來
(
このかた
)
、我は第一帶の
半
(
なかば
)
よりその
端
(
はし
)
に亘る
弧線
(
アルコ
)
を悉くめぐり終へゐたり 七九—八一
神曲:03 天堂
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
……(同族の一老人に對ひて)いや、
叔父御
(
をぢご
)
、まま
腰
(
こし
)
を
下
(
おろ
)
しめされ、
貴下
(
こなた
)
も
予
(
わし
)
も
最早
(
もう
)
舞踏時代
(
ダンスじだい
)
を
過
(
すご
)
してしまうた。お
互
(
たが
)
ひに
假面
(
めん
)
を
着
(
つ
)
けて
以來
(
このかた
)
、もう
何年
(
なんねん
)
にならうかの?
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
知たる三五郎のことゆゑ
否
(
いや
)
とも
云
(
いは
)
れず
早速
(
さつそく
)
五十兩の金子を取出して
返濟
(
へんさい
)
には及ばずと渡し
先々
(
まづ/\
)
寛
(
ゆる
)
りと
滯留
(
たうりう
)
致されよ我等も此家の入夫に
這入
(
はひり
)
しより
以來
(
このかた
)
堅氣
(
かたぎ
)
と
成
(
なり
)
しが其前幸手を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
彼は死にしより
以來
(
このかた
)
かくのごとく歩みたり、また歩みて
休
(
やす
)
らふことなし、凡て世に
膽
(
きも
)
のあまりに
大
(
ふと
)
き者かゝる
金錢
(
かね
)
を納めて
贖
(
あがなひ
)
の
代
(
しろ
)
とす。 一二四—一二六
神曲:02 浄火
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
却説
(
さても
)
油屋五兵衞は町役人に
伴
(
ともな
)
はれ坂本の自身番へ
到
(
いた
)
りしに
豫々
(
かね/″\
)
心を
緩
(
ゆる
)
して
召仕
(
めしつかひ
)
し番頭久兵衞は高手小手に
縛
(
いまし
)
められ居たるゆゑ五兵衞は久兵衞を見るや
否
(
いな
)
や
汝
(
おのれ
)
は/\
人面獸心
(
にんめんじうしん
)
なる奴かな五年
以來
(
このかた
)
目を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
「
誰方
(
どなた
)
もしばらく。……あゝ、
野山
(
のやま
)
も
越
(
こ
)
え、
川
(
かは
)
も
渡
(
わた
)
り、
劍
(
つるぎ
)
の
下
(
した
)
も
往來
(
わうらい
)
した。が、
生
(
うま
)
れて
以來
(
このかた
)
、
今日
(
けふ
)
と
云
(
い
)
ふ
今日
(
けふ
)
ほど、
人
(
ひと
)
の
情
(
なさけ
)
の
身
(
み
)
に
沁
(
し
)
みた
事
(
こと
)
は
覺
(
おぼ
)
えません。」と、
聲
(
こゑ
)
が
途絶
(
とだ
)
えて、チリ/\と
鐸
(
りん
)
が
鳴
(
な
)
つた。
松の葉
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
以
常用漢字
小4
部首:⼈
5画
來
部首:⼈
8画
“以”で始まる語句
以
以前
以上
以来
以外
以後
以下
以太利
以為
以爲