“このかた”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:コノカタ
語句割合
以来64.2%
此方17.0%
以來6.6%
以還1.9%
已来1.9%
此来1.9%
0.9%
以降0.9%
己来0.9%
已來0.9%
此來0.9%
而来0.9%
而還0.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
丈「いや実にどうもくであった、どうしたかと思っていたが、以来音信もないから様子がと分らんで心配して居ったのよ」
白蓮さんは伝右衛門氏のことを、此方が、此方がといわれるので、何となく御主人へ対して気の毒な気がして返事がしにくかった。
柳原燁子(白蓮) (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
ずるに、團子附燒美味いとしてある。鹽煎餅以來江戸兒いのをかぬ。が、さう、團子得意とする。
松の葉 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
米使渡来以還政務の多端なることはより無き所である。其上乙卯の地震があり、丙辰の洪水があつた。此の如く内憂外患並びつた日に、公は局に当つて思を労した。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
一切の法は、もとより已来言説の相を離れ、名字の相を離れ、心縁の相を
迷信と宗教 (新字新仮名) / 井上円了(著)
だが、あいつも十六だったんですから、自分から死ぬ気なら遺書の一本も書くでしょうし、生きてるなら三年此来便りのない筈はねえでしょう。あっしはどうしても支倉が怪しいと睨んでいるんだ。
支倉事件 (新字新仮名) / 甲賀三郎(著)
(『安楽集』に曰く、「無始劫より、ここに在りて転廻窮まりなく、身を受くること無数なり」と。また曰く、「六道に輪廻して苦楽の二報を受けて、生死窮まりなし」と)
通俗講義 霊魂不滅論 (新字新仮名) / 井上円了(著)
(『唯識論』に曰く、「この識性は無始のときより、刹那刹那に果生ずれば因滅す。果生ずるがゆえに断にあらず、因滅するがゆえに常にあらず、断にもあらず常にもあらず、これ縁起の理なるが故なり」と)
通俗講義 霊魂不滅論 (新字新仮名) / 井上円了(著)
討しも同前知れき惡人共我手に入しは公儀への御奉公親ののみならず本夫の敵まで討たるは忠孝貞とひし烈婦と云べし吉原町りしより以降斯る遊女有べからずと賞美ありしかば瀬川は云もなり抱へ主松葉屋も面目を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
何う云う訳か他人さまの物を盗み取りましたり、親の物を引浚って逃げますような悪い癖がございましたから勘当致しましたが、御維新己来の行方ばかり捜して居たが、東京には居らんから
霧陰伊香保湯煙 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
垂しより已來本尊現化の秋の月はさずと云所も無く眷屬結縁の春のずと云ふ袖も方便には罪有る者を抑々義長の品行
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
き見るに今では辛抱人になりし由當時丸龜にて江戸屋清兵衞と云ては立派旅籠屋になりてし居るときの手紙也依て漸々私しは安心なし夫より此來に書状の音信して居たりしと話す所へお梅はおが出來ましたから一ツ御りなされましと湯豆腐
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
返す返すもき熱海の御別の後の思、又いつぞや田鶴見子爵の邸内にて図らぬ御見致候而来の胸の内、其後途中にて御変被成候荒尾様御目に懸り、しみじみ御物語致候事など
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
制行狂暴にして、弱冠より而還、しばしば重典を犯す。而れども不幸にして遂に法に死せざりき。二十九年間を回顧すれば、に死すべきもの極めて多し。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)