“いらい”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:イライ
語句割合
以來36.3%
以来32.5%
依頼21.3%
已来6.3%
倚頼1.3%
委頼1.3%
已來1.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
シユウとあわが立(た)つて、黒(くろ)いしるの溢(あふ)れ出(で)るのを匙(さぢ)でかきまはす代(しろ)ものである。以來(いらい)、ひこつの名古屋通(なごやつう)を、(角(かく)はま)と言(い)ふのである。
火の用心の事 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
やっと心配しながら自分の部屋(へや)に一人閉(と)じこもることができた。これはわたしが白鳥号に乗り合わせて以来(いらい)初(はじ)めてのふゆかいな晩(ばん)であった。
餘念(よねん)もなく戯(たわむ)れて居(を)るので、私(わたくし)は一人(ひとり)室内(しつない)に閉籠(とぢこも)つて、今朝(けさ)大佐(たいさ)から依頼(いらい)された、或(ある)航海學(かうかいがく)の本(ほん)の飜譯(ほんやく)にかゝつて一日(いちにち)を暮(くら)してしまつた。
一、余、去年已来(いらい)心蹟百変、あげて数へがたし。なかんづく、趙(ちよう)の貫高を希(こひねが)ひ、楚(そ)の屈平を仰ぐ、諸知友の知るところなり。
留魂録 (新字旧仮名) / 吉田松陰(著)
彼果して烈公の傑物たるを認識して、かく倚頼(いらい)したるか、そもそもその虚名の天下に高きを利用して、以て天下の望を納めんと欲したるか。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
中策は隠然(いんぜん)自国を富強にしていつにても幕府の倚頼(いらい)となる如く心懸(こころが)くべし〔獄中の意見何んぞ実着なる〕。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
この命は成善が共立学舎に入(い)ることを届けて置いたので、同時に「欠席聞届(ききとどけ)の委頼(いらい)」という形式を以て学舎に伝えられた。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
取(とら)れしより斯(かゝ)る巧(たく)みに罹(かゝ)りし事故已來(いらい)は急度(きつと)小夜衣の事は思ひ切と千太郎申候に付長庵に騙(かた)り取(とら)れし五十兩は其儘取(とら)れ切に致し其五十兩の金子は則ち私しの引負(ひきおひ)金に引受候儀に御座候事と委細(ゐさい)に申立ければ越前守殿小夜衣の方を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)