トップ
>
交換
>
かうくわん
ふりがな文庫
“
交換
(
かうくわん
)” の例文
近所
(
きんじよ
)
の
女房
(
にようばう
)
が
見
(
み
)
に
來
(
き
)
て
呉
(
く
)
れたのを
幸
(
さいは
)
ひに
自分
(
じぶん
)
も
後
(
あと
)
から
走
(
はし
)
つて
行
(
い
)
つた。
鬼怒川
(
きぬがは
)
の
渡
(
わたし
)
の
船
(
ふね
)
で
先刻
(
さつき
)
の
使
(
つか
)
ひと
行違
(
ゆきちがひ
)
に
成
(
な
)
つた。
船
(
ふね
)
から
詞
(
ことば
)
が
交換
(
かうくわん
)
された。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
小六
(
ころく
)
は
幾分
(
いくぶん
)
か
安之助
(
やすのすけ
)
の
利害
(
りがい
)
を
代表
(
だいへう
)
してゐる
樣
(
やう
)
な
口振
(
くちぶり
)
であつた。
夫
(
それ
)
から三
人
(
にん
)
の
間
(
あひだ
)
に、しばらく
談話
(
だんわ
)
が
交換
(
かうくわん
)
されたが、
仕舞
(
しまひ
)
に
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
然
(
しか
)
も
其
(
そ
)
の
労力
(
らうりよく
)
に
仕払
(
しはら
)
ふべき、
報酬
(
はうしう
)
の
量
(
りやう
)
の
莫大
(
ばくだい
)
なるに
苦
(
くるし
)
んで、
生命
(
いのち
)
にも
代
(
か
)
へて
最惜
(
いとをし
)
む
恋人
(
こひびと
)
を
仮
(
かり
)
に
奪
(
うば
)
ふて、
交換
(
かうくわん
)
すべき
条件
(
でうけん
)
に
充
(
あ
)
つる
人質
(
ひとじち
)
と
為
(
し
)
たに
相違
(
さうゐ
)
ない。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
相變らず冗談を
交換
(
かうくわん
)
し乍ら、平次には事件の外貌を八方から探らうとする興味が動いた樣子です。
銭形平次捕物控:147 縞の財布
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
國語
(
こくご
)
は
國民思想
(
こくみんしさう
)
の
交換
(
かうくわん
)
、
聯絡
(
れんらく
)
、
結合
(
けつがふ
)
の
機關
(
きくわん
)
で、
國民
(
こくみん
)
の
神聖
(
しんせい
)
なる
徽章
(
きしやう
)
でもあり、
至寶
(
しはう
)
でもある。
国語尊重
(旧字旧仮名)
/
伊東忠太
(著)
▼ もっと見る
「おとつゝあ
持
(
も
)
つてんだから
俺
(
お
)
ら
知
(
し
)
んねえ」
與吉
(
よきち
)
は
上
(
あが
)
り
框
(
がまち
)
に
胸
(
むね
)
を
持
(
も
)
たせて
下駄
(
げた
)
の
爪先
(
つまさき
)
で
土間
(
どま
)
の
土
(
つち
)
を
叩
(
たゝ
)
きながら
卯平
(
うへい
)
と
斯
(
か
)
うして
數語
(
すうご
)
を
交換
(
かうくわん
)
した
時
(
とき
)
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
懇意
(
こんい
)
な
若
(
わか
)
い
青年
(
せいねん
)
が
心易立
(
こゝろやすだて
)
に
話
(
はな
)
し
合
(
あ
)
ふ
遠慮
(
ゑんりよ
)
のない
題目
(
だいもく
)
は、
是迄
(
これまで
)
二人
(
ふたり
)
の
間
(
あひだ
)
に
何度
(
なんど
)
となく
交換
(
かうくわん
)
されたにも
拘
(
かゝ
)
はらず、
安井
(
やすゐ
)
はこゝへ
來
(
き
)
て、
息詰
(
いきづま
)
つた
如
(
ごと
)
くに
見
(
み
)
えた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
「そんぢや、それ
干
(
ほ
)
せな、
兼
(
かね
)
さんもそれ」
彼
(
かれ
)
は
二人
(
ふたり
)
の
茶碗
(
ちやわん
)
を
自分
(
じぶん
)
の
手
(
て
)
で
交換
(
かうくわん
)
させて、それを
兩方
(
りやうはう
)
へ
渡
(
わた
)
して
酒
(
さけ
)
を
注
(
つ
)
いだ。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
けれども
親
(
おや
)
から
傳
(
つた
)
はつた
抱一
(
はういつ
)
の
屏風
(
びやうぶ
)
を
一方
(
いつぱう
)
に
置
(
お
)
いて、
片方
(
かたはう
)
に
新
(
あた
)
らしい
靴
(
くつ
)
及
(
およ
)
び
新
(
あた
)
らしい
銘仙
(
めいせん
)
を
並
(
なら
)
べて
考
(
かんが
)
へて
見
(
み
)
ると、
此
(
この
)
二
(
ふた
)
つを
交換
(
かうくわん
)
する
事
(
こと
)
が
如何
(
いか
)
にも
突飛
(
とつぴ
)
で
且
(
かつ
)
滑稽
(
こつけい
)
であつた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
交
常用漢字
小2
部首:⼇
6画
換
常用漢字
中学
部首:⼿
12画
“交換”で始まる語句
交換台
交換的
交換教授