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其他
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そのほか
ふりがな文庫
“
其他
(
そのほか
)” の例文
其處
(
そこ
)
は
乘組人
(
のりくみにん
)
の
御勝手
(
ごかつて
)
次第
(
しだい
)
、
他
(
た
)
の
區劃
(
くくわく
)
は
彈藥
(
だんやく
)
や
飮料
(
いんれう
)
や
鑵詰
(
くわんづめ
)
や
乾肉
(
ほしにく
)
や
其他
(
そのほか
)
旅行中
(
りよかうちう
)
の
必要品
(
ひつえうひん
)
を
貯
(
たくわ
)
へて
置
(
お
)
く
處
(
ところ
)
で、
固定旅櫃
(
こていトランク
)
の
形
(
かたち
)
をなして
居
(
を
)
る。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
然
(
しか
)
し浅草文庫の蔵書印ある内閣本を見ると雁坂峠と書いてある。
其他
(
そのほか
)
内閣本
及
(
および
)
東京府本の『正保武蔵図』を見ても、
孰
(
いず
)
れも雁坂峠である。
秩父の奥山
(新字新仮名)
/
木暮理太郎
(著)
其他
(
そのほか
)
は彼女と二人きりの生活であつたし、彼女も私も同じ様な造型美術家なので、時間の使用について中々むつかしいやりくりが必要であつた。
智恵子抄
(新字旧仮名)
/
高村光太郎
(著)
家鴨
(
あひる
)
やドード
鳥
(
てう
)
、ローリー
鳥
(
てう
)
や
小鷲
(
こわし
)
、
其他
(
そのほか
)
種々
(
いろ/\
)
の
珍
(
めづ
)
らしい
動物
(
どうぶつ
)
が
居
(
ゐ
)
ましたが、
愛
(
あい
)
ちやんの
水先案内
(
みづさきあんない
)
で、
皆
(
みん
)
な
隊
(
たい
)
を
成
(
な
)
して
殘
(
のこ
)
らず
岸
(
きし
)
に
泳
(
およ
)
ぎつきました。
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
其他
(
そのほか
)
「骨董」でも「異国情趣」でも「きまぐれ」でも「天の河縁起」でも、ヘルンの殆ど全作品を一貫してゐる特質は、此の「怪奇」といふことであります。
父八雲を語る
(新字新仮名)
/
稲垣巌
(著)
▼ もっと見る
「坊樣、さア此處へ
入
(
いら
)
つしやい」と女は言つて坐布團を
欄
(
てすり
)
の下に運び、
夏橙
(
なつだい/\
)
其他
(
そのほか
)
の果物菓子などを僕にすゝめた。そして次の間を開けると酒肴の用意がしてある。
少年の悲哀
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
山𤢖のわろは
恐
(
おそら
)
く
和郎
(
わろ
)
という意味であろう。で、
大
(
おおき
)
いのを山男といい、小さいのを山𤢖と云うらしいが、
能
(
よ
)
くは判らぬ。まだ
其他
(
そのほか
)
に
山姥
(
やまうば
)
といい、
山女郎
(
やまじょろう
)
と云う者もある。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
其他
(
そのほか
)
は
何
(
いづ
)
れも
断片
(
だんぺん
)
で、
文句
(
もんく
)
は
素
(
もと
)
より
拙劣
(
せつれつ
)
、
唯
(
たゞ
)
血
(
ち
)
の
躍
(
おど
)
るまゝにペンを
走
(
はし
)
らせたものとしか
見
(
み
)
えぬ。
背負揚
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
其時叔父さんは叔母さんの
長襦袢
(
ながじゆばん
)
だの襦袢だの
其他
(
そのほか
)
こまごました物を
姉妹
(
きやうだい
)
に分けて呉れた。
出発
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
この寺はむかしから遊女の病死したもの、又は情死して引取手のないものを葬る処で、安政二年の震災に死した遊女の供養塔が目に立つばかり。
其他
(
そのほか
)
の石は皆小さく蔦かつらに蔽はれてゐた。
里の今昔
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
見
(
み
)
すかされ
機械仕掛
(
きかいじかけ
)
のあやつり
身上
(
しんじやう
)
松澤
(
まつざは
)
ももう
下
(
くだ
)
り
坂
(
ざか
)
よと
囃
(
はや
)
されんは
口惜
(
くちを
)
しく
脊
(
せ
)
なる
新田
(
につた
)
は
後廻
(
あとまは
)
し
腹
(
はら
)
の
織元
(
おりもと
)
其他
(
そのほか
)
へ
有金
(
ありがね
)
大方
(
おほかた
)
取
(
とり
)
あつめて
仕拂
(
しはら
)
ひたる
噂
(
うはさ
)
こそ
耳
(
みゝ
)
よりのことなれと
平生
(
ひごろ
)
ねらひすませし
的
(
まと
)
彼方
(
かなた
)
より
延期
(
えんき
)
を
別れ霜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
(
其他
(
そのほか
)
に
別
(
べつ
)
に
泊
(
と
)
めてくれます
家
(
うち
)
もないのでせうか。)
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
武村兵曹
(
たけむらへいそう
)
は
相變
(
あひかは
)
らず
淡白
(
たんぱく
)
で、
慓輕
(
へうきん
)
で、
其他
(
そのほか
)
三十
有餘名
(
いうよめい
)
の
水兵等
(
すいへいら
)
も
一同
(
いちどう
)
元氣
(
げんき
)
よく、
大
(
だい
)
なる
希望
(
きぼう
)
の
日
(
ひ
)
を
待望
(
まちのぞ
)
みつゝ、
勤勉
(
きんべん
)
に
働
(
はたら
)
いて
居
(
を
)
る。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
のみならず、
焦々
(
いら/\
)
した学校時代などには半分夢中で附合つて居た人、名前は知らなくても毎日叔父さんの
家
(
うち
)
の前を通る人、噂に聞いた人、
其他
(
そのほか
)
種々
(
いろ/\
)
な女の人を真実に見分るやうに成つた。
出発
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
『それも
至極
(
しごく
)
妙
(
めう
)
だ。けれども
其他
(
そのほか
)
何
(
なに
)
にしよう。』
日の出
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
鋼索
(
こうさく
)
、
化學用
(
くわがくよう
)
の
諸
(
しよ
)
劇藥
(
げきやく
)
、
其他
(
そのほか
)
世人
(
せじん
)
の
到底
(
たうてい
)
豫想
(
よさう
)
し
難
(
がた
)
き
幾多
(
いくた
)
の
材料
(
ざいりよう
)
を
蒐集中
(
しうしふちう
)
なりしが、
何時
(
いつ
)
とも
吾人
(
われら
)
の
氣付
(
きづ
)
かぬ
間
(
ま
)
に
其
(
その
)
姿
(
すがた
)
を
隱
(
かく
)
しぬ。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
其
漢検準1級
部首:⼋
8画
他
常用漢字
小3
部首:⼈
5画
“其他”で始まる語句
其他皆以梅爲名