“夏橙”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
なつだいだい50.0%
なつだい/\50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
されど鳳梨パインアップルを求め置きしが気にかかりてならぬ故休み休み写生す。これにて菓物帖くだものちょう完結す。始めて鳴門蜜柑なるとみかんを食ふ。液多くして夏橙なつだいだいよりも甘し。今日の番にて左千夫来る。午後四時半また服剤。
病牀六尺 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
「坊樣、さア此處へいらつしやい」と女は言つて坐布團をてすりの下に運び、夏橙なつだい/\其他そのほかの果物菓子などを僕にすゝめた。そして次の間を開けると酒肴の用意がしてある。
少年の悲哀 (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)