夏橙なつだいだい)” の例文
されど鳳梨パインアップルを求め置きしが気にかかりてならぬ故休み休み写生す。これにて菓物帖くだものちょう完結す。始めて鳴門蜜柑なるとみかんを食ふ。液多くして夏橙なつだいだいよりも甘し。今日の番にて左千夫来る。午後四時半また服剤。
病牀六尺 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)