トップ
>
郵便
>
いうびん
ふりがな文庫
“
郵便
(
いうびん
)” の例文
恁
(
か
)
くて
又
(
また
)
一
週間
(
しうかん
)
を
過
(
す
)
ぎ、
遂
(
つひ
)
にミハイル、アウエリヤヌヰチと
共
(
とも
)
に
郵便
(
いうびん
)
の
旅馬車
(
たびばしや
)
に
打乘
(
うちの
)
り、
近
(
ちか
)
き
鐵道
(
てつだう
)
のステーシヨンを
差
(
さ
)
して、
旅行
(
りよかう
)
にと
出掛
(
でか
)
けたのである。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
「やあ、
來
(
き
)
てゐたのか」と
云
(
い
)
ひながら
座敷
(
ざしき
)
へ
上
(
あが
)
つた。
先刻
(
さつき
)
郵便
(
いうびん
)
を
出
(
だ
)
してから、
神田
(
かんだ
)
を
散歩
(
さんぽ
)
して、
電車
(
でんしや
)
を
降
(
お
)
りて
家
(
うち
)
へ
歸
(
かへ
)
る
迄
(
まで
)
、
宗助
(
そうすけ
)
の
頭
(
あたま
)
には
小六
(
ころく
)
の
小
(
こ
)
の
字
(
じ
)
も
閃
(
ひら
)
めかなかつた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
この
命題
(
めいだい
)
の
下
(
もと
)
に見るにまかせ聞くにまかせ、
且
(
かつ
)
は思ふにまかせて
過現来
(
くわげんらい
)
を問はず、われぞ
数
(
かず
)
かくの歌の
如
(
ごと
)
く
其時々
(
そのとき/″\
)
の
筆次第
(
ふでしだい
)
に
郵便
(
いうびん
)
はがきを
以
(
もつ
)
て
申上候間
(
まうしあげさふらふあひだ
)
願
(
ねが
)
はくは
其儘
(
そのまゝ
)
を
紙面
(
しめん
)
の一
隅
(
ぐう
)
に
御列
(
おんなら
)
べ
置
(
おき
)
被下度候
(
くだされたくさふらふ
)
もゝはがき
(新字旧仮名)
/
斎藤緑雨
(著)
「
郵便
(
いうびん
)
!」
三尺角
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
郵便
(
いうびん
)
ほい
どんたく:絵入り小唄集
(新字旧仮名)
/
竹久夢二
(著)
▼ もっと見る
而
(
さう
)
して
其考
(
そのかんが
)
へは
唯
(
たゞ
)
一
瞬間
(
しゆんかん
)
にして
消
(
き
)
えた。
昨日
(
きのふ
)
讀
(
よ
)
んだ
書中
(
しよちゆう
)
の
美
(
うつく
)
しい
鹿
(
しか
)
の
群
(
むれ
)
が、
自分
(
じぶん
)
の
側
(
そば
)
を
通
(
とほ
)
つて
行
(
い
)
つたやうに
彼
(
かれ
)
には
見
(
み
)
えた。
此度
(
こんど
)
は
農婦
(
ひやくしやうをんな
)
が
手
(
て
)
に
書留
(
かきとめ
)
の
郵便
(
いうびん
)
を
持
(
も
)
つて、
其
(
そ
)
れを
自分
(
じぶん
)
に
突出
(
つきだ
)
した。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
細君
(
さいくん
)
は
惡
(
わる
)
いとも
云
(
い
)
ひ
兼
(
かね
)
たと
見
(
み
)
えて、
其上
(
そのうへ
)
爭
(
あらそ
)
ひもしなかつた。
宗助
(
そうすけ
)
は
郵便
(
いうびん
)
を
持
(
も
)
つた
儘
(
まゝ
)
、
座敷
(
ざしき
)
から
直
(
す
)
ぐ
玄關
(
げんくわん
)
に
出
(
で
)
た。
細君
(
さいくん
)
は
夫
(
をつと
)
の
足音
(
あしおと
)
を
聞
(
き
)
いて
始
(
はじ
)
めて、
座
(
ざ
)
を
立
(
た
)
つたが、
是
(
これ
)
は
茶
(
ちや
)
の
間
(
ま
)
の
縁傳
(
えんづた
)
ひに
玄關
(
げんくわん
)
に
出
(
で
)
た。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
小六
(
ころく
)
に
其通
(
そのとほ
)
りを
通知
(
つうち
)
して、
御前
(
おまへ
)
さへそれで
差支
(
さしつかへ
)
なければ、
己
(
おれ
)
がもう一
遍
(
ぺん
)
佐伯
(
さへき
)
へ
行
(
い
)
つて
掛合
(
かけあ
)
つて
見
(
み
)
るがと、
手紙
(
てがみ
)
で
問
(
と
)
ひ
合
(
あは
)
せると、
小六
(
ころく
)
は
郵便
(
いうびん
)
の
着
(
つ
)
いた
晩
(
ばん
)
、すぐ
雨
(
あめ
)
の
降
(
ふ
)
る
中
(
なか
)
を、
傘
(
からかさ
)
に
音
(
おと
)
を
立
(
た
)
てゝ
遣
(
や
)
つて
來
(
き
)
て
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
“郵便”の意味
《名詞》
郵 便(ゆうびん)
信書などを収集、配達する仕組み。日本においては、郵便法により郵便事業株式会社が独占的に行なうものとされている。
郵便物の略。語義1の仕組みにより伝達される信書、金品など。
(出典:Wiktionary)
“郵便”の解説
郵便(ゆうびん)とは、郵便物を送達する(送り届ける、郵送(ゆうそう))制度のことである。また、郵便物のこと。
日本の郵便配達の様子]]
(出典:Wikipedia)
郵
常用漢字
小6
部首:⾢
11画
便
常用漢字
小4
部首:⼈
9画
“郵便”で始まる語句
郵便局
郵便函
郵便局長
郵便船
郵便脚夫
郵便配達
郵便局員
郵便屋
郵便馬車
郵便丈