郵便いうびん)” の例文
くてまた週間しうかんぎ、つひにミハイル、アウエリヤヌヰチととも郵便いうびん旅馬車たびばしや打乘うちのり、ちか鐵道てつだうのステーシヨンをして、旅行りよかうにと出掛でかけたのである。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
「やあ、てゐたのか」とひながら座敷ざしきあがつた。先刻さつき郵便いうびんしてから、神田かんだ散歩さんぽして、電車でんしやりてうちかへまで宗助そうすけあたまには小六ころくひらめかなかつた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
この命題めいだいもとに見るにまかせ聞くにまかせ、かつは思ふにまかせて過現来くわげんらいを問はず、われぞかずかくの歌のごと其時々そのとき/″\筆次第ふでしだい郵便いうびんはがきをもつ申上候間まうしあげさふらふあひだねがはくは其儘そのまゝ紙面しめんの一ぐう御列おんならおき被下度候くだされたくさふらふ
もゝはがき (新字旧仮名) / 斎藤緑雨(著)
郵便いうびん!」
三尺角 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
郵便いうびんほい
どんたく:絵入り小唄集 (新字旧仮名) / 竹久夢二(著)
さうして其考そのかんがへはたゞ瞬間しゆんかんにしてえた。昨日きのふんだ書中しよちゆううつくしい鹿しかむれが、自分じぶんそばとほつてつたやうにかれにはえた。此度こんど農婦ひやくしやうをんな書留かきとめ郵便いうびんつて、れを自分じぶん突出つきだした。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
細君さいくんわるいともかねたとえて、其上そのうへあらそひもしなかつた。宗助そうすけ郵便いうびんつたまゝ座敷ざしきから玄關げんくわんた。細君さいくんをつと足音あしおといてはじめて、つたが、これちや縁傳えんづたひに玄關げんくわんた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
小六ころく其通そのとほりを通知つうちして、御前おまへさへそれで差支さしつかへなければ、おれがもう一ぺん佐伯さへきつて掛合かけあつてるがと、手紙てがみあはせると、小六ころく郵便いうびんいたばん、すぐあめなかを、からかさおとてゝつて
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)