トップ
>
費用
>
ひよう
ふりがな文庫
“
費用
(
ひよう
)” の例文
印刷
(
いんさつ
)
出板
(
しゅっぱん
)
の手続きより
一切
(
いっさい
)
費用
(
ひよう
)
の事まで
引受
(
ひきうけ
)
られ、日ならずして予が
望
(
のぞみ
)
のごとく
美
(
び
)
なる
冊子
(
さっし
)
数百部を
調製
(
ちょうせい
)
せしめて予に
贈
(
おく
)
られたり。
瘠我慢の説:05 福沢先生を憶う
(新字新仮名)
/
木村芥舟
(著)
然
(
しか
)
し
今日
(
こんにち
)
の
所
(
ところ
)
では
病院
(
びやうゐん
)
は、
確
(
たしか
)
に
市
(
し
)
の
資力
(
ちから
)
以上
(
いじやう
)
の
贅澤
(
ぜいたく
)
に
爲
(
な
)
つてゐるので、
餘計
(
よけい
)
な
建物
(
たてもの
)
、
餘計
(
よけい
)
な
役
(
やく
)
などで
隨分
(
ずゐぶん
)
費用
(
ひよう
)
も
多
(
おほ
)
く
費
(
つか
)
つてゐるのです。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
それは
食料
(
しよくれう
)
と
薪
(
まき
)
との
不廉
(
ふれん
)
な
供給
(
きようきふ
)
を
仰
(
あふ
)
がねばならぬからである。
勘次
(
かんじ
)
はお
品
(
しな
)
の
發病
(
はつびやう
)
から
葬式
(
さうしき
)
までには
彼
(
かれ
)
にしては
過大
(
くわだい
)
な
費用
(
ひよう
)
を
要
(
えう
)
した。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
ほかの人たちは、
費用
(
ひよう
)
がかかりすぎることや、またこんども、まえのときのように、うまくいかないのではないか、と心配していました。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
殘
(
のこ
)
るところは
其考案
(
そのこうあん
)
の
實施
(
じつし
)
如何
(
いかん
)
といふ
點
(
てん
)
に
歸着
(
きちやく
)
する。
而
(
しか
)
も
其實施
(
そのじつし
)
は
一時
(
いちじ
)
に
數十萬圓
(
すうじゆうまんえん
)
、
年々
(
ねん/\
)
十萬圓
(
じゆうまんえん
)
の
費用
(
ひよう
)
にて
出來
(
でき
)
る
程度
(
ていど
)
である。
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
▼ もっと見る
なぜなら
例
(
れい
)
のカピが時間を
示
(
しめ
)
した大きな銀時計は売られてしまった。かれは
罰金
(
ばっきん
)
や
裁判
(
さいばん
)
の
費用
(
ひよう
)
をはらうためにありったけの金を使ってしまった。
家なき子:01 (上)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
「
止
(
よ
)
したんぢやないんですが、あの
方
(
はう
)
は
費用
(
ひよう
)
が
隨分
(
ずゐぶん
)
掛
(
かゝ
)
るので、いくら
便利
(
べんり
)
でも、さう
誰
(
だれ
)
も
彼
(
かれ
)
も
拵
(
こしら
)
える
譯
(
わけ
)
に
行
(
ゆ
)
かないんださうです」と
小六
(
ころく
)
が
答
(
こた
)
へた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
龍太郎
(
りゅうたろう
)
が
温情
(
おんじょう
)
をこめて、
不遇
(
ふぐう
)
な女をなぐさめてやると、
小文治
(
こぶんじ
)
もおととしの春、まだ自分が
浜名湖
(
はまなこ
)
の
漁師小屋
(
りょうしごや
)
にいて、母の
死骸
(
しがい
)
をほうむる
費用
(
ひよう
)
もなく
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
しかし、もし、馬にまたがったペテロの銅像をつくるとなると、
費用
(
ひよう
)
がたいへんで、とうてい、そんなにたくさんのお金は、あつまらないにきまっていました。
丘の銅像
(新字新仮名)
/
新美南吉
(著)
君御用
(
きみごよう
)
の
品
(
しな
)
なれば
費用
(
ひよう
)
は
構
(
かま
)
はず
急
(
いそ
)
ぎ
造
(
つく
)
りて
參
(
まゐ
)
らすべしと
命
(
めい
)
じてより
七日
(
なのか
)
を
經
(
へ
)
て
出來
(
しゆつたい
)
しけるを、
御居室
(
おんゐま
)
の
縁
(
えん
)
に
舁据
(
かきす
)
ゑたるが、
善美
(
ぜんび
)
を
盡
(
つく
)
して、
眼
(
め
)
を
驚
(
おどろ
)
かすばかりなりけり。
十万石
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
しかし
今日
(
こんにち
)
の
所
(
ところ
)
では
病院
(
びょういん
)
は、
確
(
たしか
)
に
市
(
し
)
の
資力
(
ちから
)
以上
(
いじょう
)
の
贅沢
(
ぜいたく
)
に
為
(
な
)
っているので、
余計
(
よけい
)
な
建物
(
たてもの
)
、
余計
(
よけい
)
な
役
(
やく
)
などで
随分
(
ずいぶん
)
費用
(
ひよう
)
も
多
(
おお
)
く
費
(
つか
)
っているのです。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
うん、そうして、
井戸
(
いど
)
を
掘
(
ほ
)
る
費用
(
ひよう
)
がたりなかったら、いくらでもわしが
出
(
だ
)
してあげよう。わしは
明日
(
あした
)
にも
死
(
し
)
ぬかも
知
(
し
)
れんから、このことを
遺言
(
ゆいごん
)
しておいてあげよう。
牛をつないだ椿の木
(新字新仮名)
/
新美南吉
(著)
『
例
(
たと
)
へば
隅
(
すみ
)
の
別室
(
べつしつ
)
を
藥局
(
やくきよく
)
に
當
(
あ
)
てやうと
云
(
い
)
ふには、
私
(
わたくし
)
の
考
(
かんがへ
)
では、
極
(
ご
)
く
少額
(
せうがく
)
に
見積
(
みつも
)
つても五百
圓
(
ゑん
)
は
入
(
い
)
りませう、
然
(
しか
)
し
餘
(
あま
)
り
不生産的
(
ふせいさんてき
)
な
費用
(
ひよう
)
です。』
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
『
例
(
たと
)
えば
隅
(
すみ
)
の
別室
(
べっしつ
)
を
薬局
(
やっきょく
)
に
当
(
あ
)
てようと
云
(
い
)
うには、
私
(
わたくし
)
の
考
(
かんがえ
)
では、
極
(
ご
)
く
少額
(
しょうがく
)
に
見積
(
みつも
)
っても五百
円
(
えん
)
は
入
(
い
)
りましょう、しかし
余
(
あま
)
り
不生産的
(
ふせいさんてき
)
な
費用
(
ひよう
)
です。』
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
“費用”の意味
《名詞》
費 用(ひよう)
何かを買ったり、使ったりするために要する金銭。
収益をあげるために費やした価値。
(出典:Wiktionary)
“費用”の解説
費用(ひよう、en: cost, expense)とは、生産や取引などの経済活動に伴って支払う金銭である。費用は、適用範囲などの違いから様々な形で記述される。
(出典:Wikipedia)
費
常用漢字
小5
部首:⾙
12画
用
常用漢字
小2
部首:⽤
5画
“費用”で始まる語句
費用仆