“温情”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おんじょう66.7%
みなさけ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
龍太郎(りゅうたろう)が温情(おんじょう)をこめて、不遇(ふぐう)な女をなぐさめてやると、小文治(こぶんじ)もおととしの春、まだ自分が浜名湖(はまなこ)の漁師小屋(りょうしごや)にいて、母の死骸(しがい)をほうむる費用(ひよう)もなく
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
身(み)には平袖(ひらそで)の白衣(びゃくい)を着(き)て、帯(おび)を前(まえ)で結(むす)び、何(なに)やら絵(え)で見覚(みおぼ)えの天人(てんにん)らしい姿(すがた)、そして何(な)んともいえぬ威厳(いげん)と温情(おんじょう)との兼(か)ね具(そなわ)った、神々(こうごう)しい表情(ひょうじょう)で凝乎(じっ)と私(わたくし)を見(み)つめて居(お)られます。