“罰金”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ばっきん80.0%
ばつきん20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たしかにこれは罰金ばっきんです。おまけにもし汽車がきて、窓から長い棒などが出ていたら、一ぺんになぐり殺されてしまったでしょう。
月夜のでんしんばしら (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
なぜなられいのカピが時間をしめした大きな銀時計は売られてしまった。かれは罰金ばっきん裁判さいばん費用ひようをはらうためにありったけの金を使ってしまった。
「だつて、罰金はお銀ちやんが出すんぢやないんでせう。自轉車屋で出してくれるんですもの、ずゐぶんいゝわ。あたしは罰金ばつきんも自分で出さなきアならないのよ。」
天国の記録 (旧字旧仮名) / 下村千秋(著)