“ばっきん”の漢字の書き方と例文
語句割合
罰金100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おれの顔を見るや否や今日は君のお蔭で遅刻したんだ。罰金ばっきんを出したまえと云った。おれは机の上にあった一銭五厘を出して、これをやるから取っておけ。
坊っちゃん (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
まもなく裁判さいばんは決まった。かれは二か月の禁固きんこと、百フランの罰金ばっきんしょせられることになった。
「この人、罰金ばっきんごっこの仲間に入らなかったんですからねえ」
はつ恋 (新字新仮名) / イワン・ツルゲーネフ(著)