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罰金
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ばっきん
ふりがな文庫
“
罰金
(
ばっきん
)” の例文
たしかにこれは
罰金
(
ばっきん
)
です。おまけにもし汽車がきて、窓から長い棒などが出ていたら、一ぺんになぐり殺されてしまったでしょう。
月夜のでんしんばしら
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
なぜなら
例
(
れい
)
のカピが時間を
示
(
しめ
)
した大きな銀時計は売られてしまった。かれは
罰金
(
ばっきん
)
や
裁判
(
さいばん
)
の
費用
(
ひよう
)
をはらうためにありったけの金を使ってしまった。
家なき子:01 (上)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
またもや
罰金
(
ばっきん
)
ごっこが始まったけれど、もう以前のような
突飛
(
とっぴ
)
な
振舞
(
ふるま
)
いも、悪ふざけも、
馬鹿騒
(
ばかさわ
)
ぎもなくて、——ジプシーめいた要素は消えうせていた。
はつ恋
(新字新仮名)
/
イワン・ツルゲーネフ
(著)
おれの顔を見るや否や今日は君のお蔭で遅刻したんだ。
罰金
(
ばっきん
)
を出したまえと云った。おれは机の上にあった一銭五厘を出して、これをやるから取っておけ。
坊っちゃん
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
まもなく
裁判
(
さいばん
)
は決まった。かれは二か月の
禁固
(
きんこ
)
と、百フランの
罰金
(
ばっきん
)
に
処
(
しょ
)
せられることになった。
家なき子:01 (上)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
▼ もっと見る
「この人、
罰金
(
ばっきん
)
ごっこの仲間に入らなかったんですからねえ」
はつ恋
(新字新仮名)
/
イワン・ツルゲーネフ
(著)
たしか
罰金
(
ばっきん
)
を出して済んだようである。
坊っちゃん
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
「
罰金
(
ばっきん
)
ごっこですか?」と、ルーシンが受けた。
はつ恋
(新字新仮名)
/
イワン・ツルゲーネフ
(著)
「
罰金
(
ばっきん
)
はどのくらい」
家なき子:01 (上)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
“罰金”の解説
とは、刑罰の一種であり、行為者から強制的に金銭を取り立てる財産刑である。自然人だけでなく、法人に罰金刑を科すこともできる。
(出典:Wikipedia)
罰
常用漢字
中学
部首:⽹
14画
金
常用漢字
小1
部首:⾦
8画
“罰”で始まる語句
罰
罰当
罰當
罰俸
罰杯
罰中
罰使
罰殺
罰盃
罰利生