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探検
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たんけん
ふりがな文庫
“
探検
(
たんけん
)” の例文
旧字:
探檢
「それまでは
干渉
(
かんしょう
)
されたくないよ、小さい人たちを上陸さしたのでは役にたたない、まずぼくが先にいって陸地を
探検
(
たんけん
)
する」
少年連盟
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
誠太郎は、代助の
坐
(
すは
)
る大きな
椅子
(
いす
)
に
腰
(
こし
)
を
掛
(
か
)
けて、
洋卓
(
テーブル
)
の
前
(
まへ
)
で、アラスカ
探検
(
たんけん
)
記を読んでゐた。
洋卓
(
テーブル
)
の
上
(
うへ
)
には、
蕎麦饅
(
そばまん
)
頭と茶
盆
(
ぼん
)
が一所に乗つてゐた。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
衆
争
(
あらそ
)
ふて之を
食
(
しよく
)
す、
探検
(
たんけん
)
の
勇気
(
ゆうき
)
此に於て
層
(
さう
)
一
層
(
さう
)
を
増
(
ま
)
し
来
(
きた
)
る、相謂て曰く
前途
(
ぜんと
)
千百の
蝮蛇
(
まむし
)
応に皆此の如くなるべしと。
利根水源探検紀行
(新字旧仮名)
/
渡辺千吉郎
(著)
さなきだに
不思議
(
ふしぎ
)
な
妖精界
(
ようせいかい
)
の
探検
(
たんけん
)
に、こんな
意外
(
いがい
)
の
景物
(
けいぶつ
)
までも
添
(
そ
)
えられ、
心
(
こころ
)
から
驚
(
おどろ
)
き
入
(
い
)
ることのみ
多
(
おお
)
かった
故
(
せい
)
か、その
日
(
ひ
)
の
私
(
わたくし
)
はいつに
無
(
な
)
く
疲労
(
つかれ
)
を
覚
(
おぼ
)
え
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
こうして、
若者
(
わかもの
)
は
無事
(
ぶじ
)
に
島
(
しま
)
を
探検
(
たんけん
)
して
帰
(
かえ
)
ると、はたして、みんなから、
第
(
だい
)
二の
海
(
うみ
)
の
王
(
おう
)
さまと
呼
(
よ
)
ばれたのでした。
一本の銀の針
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
▼ もっと見る
もう、
海賊
(
かいぞく
)
島の
探検
(
たんけん
)
どころではない。日本へ帰ろうとすれば、この大西風にさからって、千カイリ以上も、大風と大波とをあいてに、折れた帆柱、ゆるんだ索具の小帆船が、戦わなければならない。
無人島に生きる十六人
(新字新仮名)
/
須川邦彦
(著)
「僕、
探検
(
たんけん
)
して来ます」
親鳥子鳥
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
探検
(
たんけん
)
はじまる
骸骨館
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
先づ饅頭笠にて汚水を
酌
(
く
)
み
出
(
いだ
)
し、
更
(
さら
)
に
新鮮
(
しんせん
)
なる温泉を
湛
(
たた
)
ゆ、温
高
(
たか
)
き為め冷水を
調合
(
てうごう
)
するに又
笠
(
かさ
)
を
用
(
もち
)
ゆ、笠為に
傷
(
いた
)
むもの
多
(
おほ
)
し、抑此日や
探検
(
たんけん
)
の初日にして
利根水源探検紀行
(新字旧仮名)
/
渡辺千吉郎
(著)
天狗界
(
てんぐかい
)
の
探検
(
たんけん
)
に
引
(
ひ
)
きつづいて、
私
(
わたくし
)
は
指導役
(
しどうやく
)
のお
爺
(
じい
)
さんから、
竜神
(
りゅうじん
)
の
修行場
(
しゅぎょうば
)
の
探検
(
たんけん
)
を
命
(
めい
)
ぜられました。——
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
「だが船は、ふたたび波にさらわれるかもしれない、とにかく、さしむき、ちいさい人たちの住まいを、きめなきゃならんね、きみとふたりで
探検
(
たんけん
)
しようじゃないか」
少年連盟
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
ケーはこうして、この
町
(
まち
)
の
中
(
なか
)
を
探検
(
たんけん
)
していますうちに、いつともなしに
体
(
からだ
)
が
疲
(
つか
)
れてきました。
眠い町
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
実
(
じつ
)
に一行が
首尾
(
しゆび
)
克
(
よ
)
く
探検
(
たんけん
)
の
目的
(
もくてき
)
を達するを得たるは、
忠実
(
ちうじつ
)
勇壮
(
ゆうさう
)
なる人夫の力大に
与
(
あづか
)
つて
力
(
ちから
)
ありとす。
利根水源探検紀行
(新字旧仮名)
/
渡辺千吉郎
(著)
白瀬大尉
(
しらせたいい
)
や、アムンゼンや、シャツルトンらの
探検
(
たんけん
)
した
南極
(
なんきょく
)
や、
北極
(
ほっきょく
)
には、いつも三十メートル
以上
(
いじょう
)
の
暴風
(
ぼうふう
)
が
吹
(
ふ
)
いているそうだ。その
氷原
(
ひょうげん
)
へ
探検隊
(
たんけんたい
)
は、
自分
(
じぶん
)
たちの
国旗
(
こっき
)
をたてたんだ。
台風の子
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
帰
(
き
)
するところは同じだが、このまえ、富士男が
探検
(
たんけん
)
した話をきみは忘れはしまい。
少年連盟
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
あまり
面会談
(
めんかいだん
)
ばかりつづいたようでございますから、
今度
(
こんど
)
は
少
(
すこ
)
し
模様
(
もよう
)
をかえて、その
頃
(
ころ
)
修行
(
しゅぎょう
)
の
為
(
た
)
めに
私
(
わたくし
)
がこちらで
探検
(
たんけん
)
に
参
(
まい
)
りました、
珍
(
めず
)
らしい
境地
(
ところ
)
のお
話
(
はなし
)
をすることにいたしましょう。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
「どうせ、この
道
(
みち
)
を
通
(
とお
)
るのですもの、つれてきますとも。それに、きょうの
仕事
(
しごと
)
は、もうおわったのだから。」と、おじさんは、ちょっとした
探検
(
たんけん
)
にも、ひじょうな
興味
(
きょうみ
)
をもっているようでした。
どこかで呼ぶような
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「どこか、あちらにみんなの
知
(
し
)
らない
国
(
くに
)
があるにちがいない。また、
発見
(
はっけん
)
されないような
島
(
しま
)
があるにちがいない。それには、もっといい
船
(
ふね
)
を
造
(
つく
)
って、
探検
(
たんけん
)
に
出
(
で
)
かけることだ。」などと
考
(
かんが
)
えていました。
青いランプ
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
“探検”の意味
《名詞》
探 検(たんけん)
未知の地域に入り実地に調べること。
(出典:Wiktionary)
“探検”の解説
探検(たんけん、探険)とは、未知の地域へ赴いてそこを調べ、何かを探し出したり明らかにする行為のことであり、一般には危険を伴うものとされる。探険の文字を使う場合、危険を冒すという意味合いが強くなる。踏査、検分などが類義語として挙げられる。
(出典:Wikipedia)
探
常用漢字
小6
部首:⼿
11画
検
常用漢字
小5
部首:⽊
12画
“探検”で始まる語句
探検隊
探検者
探検中
探検航行記