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陸地
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りくち
ふりがな文庫
“
陸地
(
りくち
)” の例文
つもる雪もおなじく氷りて岩のごとく、
岸
(
きし
)
の氷りたる
端
(
はし
)
次第
(
しだい
)
に雪ふりつもり、のちには
両岸
(
りやうがん
)
の雪
相合
(
あひがつ
)
して
陸地
(
りくち
)
とおなじ雪の地となる。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
またその
反對
(
はんたい
)
にデンマルクなどのように、
海
(
うみ
)
が
陸地
(
りくち
)
ををかして
來
(
き
)
たので、
今日
(
こんにち
)
では
海中
(
かいちゆう
)
に
貝塚
(
かひづか
)
が
浸
(
ひた
)
つてゐるところもあります。
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
船は
陸地
(
りくち
)
を遠くはなれて、ひろいひろい海のまっただなかを、
帆
(
ほ
)
をいっぱいにふくらませて走っているではありませんか。
忠義者のヨハネス
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
ガンたちは、その夜、エーランド
島
(
とう
)
の北のはしですごしました。そして、これから
陸地
(
りくち
)
へむかっていこうというのです。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
それと
同時
(
どうじ
)
に
津浪
(
つなみ
)
を
伴
(
ともな
)
ふことが
其特色
(
そのとくしよく
)
である。これに
反
(
はん
)
して
局部性
(
きよくぶせい
)
の
大地震
(
おほぢしん
)
は
規模
(
きぼ
)
狹小
(
きようしよう
)
であるが、
多
(
おほ
)
く
陸地
(
りくち
)
に
起
(
おこ
)
るがために
震動
(
しんどう
)
の
性質
(
せいしつ
)
が
急激
(
きゆうげき
)
である。
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
▼ もっと見る
陸地
(
りくち
)
はずんずんうしろの方へ行ってしまって自分は青いくらい
波
(
なみ
)
の上を走って行くのでした。
サガレンと八月
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
このうえは、
力
(
ちから
)
のつづくかぎり、この
海
(
うみ
)
を
飛
(
と
)
びきって、あちらに
陸地
(
りくち
)
を
見
(
み
)
いだすよりしかたがなかったのです。それで、
小鳥
(
ことり
)
は
風
(
かぜ
)
と
戦
(
たたか
)
い、
雨
(
あめ
)
と
戦
(
たたか
)
って、
飛
(
と
)
んで、
飛
(
と
)
んで、
飛
(
と
)
びました。
小さな金色の翼
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
それは
他
(
ほか
)
でも
無
(
な
)
い、
今迄
(
いまゝで
)
は
恰
(
あだか
)
も
天
(
てん
)
の
恩惠
(
おんけい
)
の
如
(
ごと
)
く、
極
(
きは
)
めて
順當
(
じゆんたう
)
に、
南
(
みなみ
)
から
北
(
きた
)
へと、
吾
(
わ
)
が
輕氣球
(
けいきゝゆう
)
をだん/″\
陸地
(
りくち
)
の
方
(
ほう
)
へ
吹
(
ふ
)
き
送
(
おく
)
つて
居
(
を
)
つた
風
(
かぜ
)
が、
此時
(
このとき
)
、
俄然
(
がぜん
)
として、
東
(
ひがし
)
から
西
(
にし
)
へと
變
(
かは
)
つた
事
(
こと
)
である。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
第一のは滿々たる海上に捲き起つてゐる低い
鉛色
(
なまりいろ
)
の雲が描かれてあつた。遠景は唯暗澹としてゐる。前景もまた同樣である——否、寧ろ、一番手前の大波と云はう、其處には
陸地
(
りくち
)
はないのだから。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
新石器時代
(
しんせつきじだい
)
になると
氣候
(
きこう
)
その
他
(
た
)
、
世界
(
せかい
)
の
状態
(
じようたい
)
は
今日
(
こんにち
)
と
餘
(
あま
)
り
變
(
かは
)
つたところなく、たゞ
海岸線
(
かいがんせん
)
が
今
(
いま
)
よりも
陸地
(
りくち
)
に
入
(
い
)
り
込
(
こ
)
んでゐたといふくらゐに
過
(
す
)
ぎないのです。
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
その砂丘は、あまり高くはありませんでしたが、ニールスには、
陸地
(
りくち
)
のほうが見えませんでした。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
非局部性
(
ひきよくぶせい
)
の
大地震
(
だいぢしん
)
は
多
(
おほ
)
く
太平洋側
(
たいへいようがは
)
の
海底
(
かいてい
)
に
起
(
し
)
り、
地震
(
ぢしん
)
の
規模
(
きぼ
)
廣大
(
こうだい
)
なると
陸地
(
りくち
)
が
震原
(
しんげん
)
から
遠
(
とほ
)
いために、はたまた
海底地震
(
かいていぢしん
)
の
性質
(
せいしつ
)
として
震動
(
しんどう
)
は
大搖
(
おほゆ
)
れであるが、
然
(
しか
)
しながら
緩漫
(
かんまん
)
である。
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
風が
陸地
(
りくち
)
の上をビュウビュウふきまくっています。雲は
矢
(
や
)
のようにはやくとんでいます。日がくれかかって、あたりがくらくなってきました。
木
(
こ
)
の
葉
(
は
)
が、木からバラバラとおちてきました。
漁師とそのおかみさんの話
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
陸地
(
りくち
)
に進むにつれて、
湖
(
みずうみ
)
は大きくなり、その中の島や
岬
(
みさき
)
も多くなりました。とある湖の岸べでは、一羽のオスのカモが、メスの前で、ていねいにおじぎをしていました。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
それはちょうど
今日
(
こんにち
)
ボルネオのパプア
人
(
じん
)
やシンガポールあたりの
海岸
(
かいがん
)
で
見
(
み
)
かけるのと
同樣
(
どうよう
)
、
陸地
(
りくち
)
との
交通
(
こうつう
)
はたいてい
小舟
(
こぶね
)
に
乘
(
の
)
つたものです。(
第二十七圖
(
だいにじゆうしちず
)
)なぜこんな
所
(
ところ
)
に
住
(
す
)
むのでせうか。
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
但
(
たゞ
)
し
津浪
(
つなみ
)
を
伴
(
ともな
)
ふ
程
(
ほど
)
の
地震
(
ぢしん
)
は
最大級
(
さいだいきゆう
)
のものであるから、
倒潰家屋
(
とうかいかおく
)
を
生
(
しよう
)
ずる
區域
(
くえき
)
が
數箇
(
すうこ
)
の
國
(
くに
)
や
縣
(
けん
)
に
亙
(
わた
)
ることもあり、
或
(
あるひ
)
は
震原距離
(
しんげんりより
)
が
陸地
(
りくち
)
から
餘
(
あま
)
り
遠
(
とほ
)
いために、
單
(
たん
)
に
廣區域
(
こうくいき
)
に
亙
(
わた
)
つて
大搖
(
おほゆ
)
れのみを
感
(
かん
)
じ
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
“陸地(
陸
)”の解説
陸(りく)とは、地球の表面のうち海水に覆われていない部分を指す。陸地(りくち)ともいう。対義語は海。
(出典:Wikipedia)
陸
常用漢字
小4
部首:⾩
11画
地
常用漢字
小2
部首:⼟
6画
“陸地”で始まる語句
陸地測量部
陸地測量隊