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盡
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ことごと
ふりがな文庫
“
盡
(
ことごと
)” の例文
新字:
尽
理窟が文學に非ずとは古今の人東西の人
盡
(
ことごと
)
く一致したる定義にて、若し理窟をも文學なりと申す人あらばそれは大方日本の歌よみならんと存候。
歌よみに与ふる書
(旧字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
電灯を
几帳面
(
きちょうめん
)
に
盡
(
ことごと
)
く消し去って、おそろしく大きなボール紙の函が落ちているとしか見えない某百貨店の横をすりぬけ
第四次元の男
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
(一〇九)
故
(
もと
)
の
楚
(
そ
)
の
貴戚
(
きせき
)
、
盡
(
ことごと
)
く
呉起
(
ごき
)
を
害
(
がい
)
せんと
欲
(
ほつ
)
す。
悼王
(
たうわう
)
死
(
し
)
するに
及
(
およ
)
んで、
宗室大臣
(
そうしつだいじん
)
、
亂
(
らん
)
を
作
(
な
)
して
呉起
(
ごき
)
を
攻
(
せ
)
む。
呉起
(
ごき
)
、
走
(
はし
)
つて
王
(
わう
)
の
尸
(
し
)
に
之
(
ゆ
)
きて
之
(
これ
)
に
伏
(
ふ
)
す。
国訳史記列伝:05 孫子呉起列伝第五
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
今
(
いま
)
、十二の
樽
(
たる
)
が
盡
(
ことごと
)
く
流失
(
りうしつ
)
したものならば、
海底戰鬪艇
(
かいていせんとうてい
)
の
神變
(
しんぺん
)
不思議
(
ふしぎ
)
の
力
(
ちから
)
も、
最早
(
もはや
)
活用
(
くわつよう
)
するに
道
(
みち
)
が
無
(
な
)
いのです。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
かれその少名毘古那の神を顯し白しし、いはゆる
久延毘古
(
くえびこ
)
は、今には山田の
曾富騰
(
そほど
)
八
といふものなり。この神は、足はあるかねども、天の下の事を
盡
(
ことごと
)
に知れる神なり。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
▼ もっと見る
わが心のそとに出づれば、
盡
(
ことごと
)
く
涸
(
か
)
れん。いましばし止まれ
生けるものと死せるものと
(旧字旧仮名)
/
アンナ・ド・ノアイユ
(著)
君
(
きみ
)
も
御存
(
ごぞん
)
じの
如
(
ごと
)
く、
海底戰鬪艇
(
かいていせんとうてい
)
の
總
(
すべ
)
ての
機關
(
きくわん
)
は、
秘密
(
ひみつ
)
なる十二
種
(
しゆ
)
の
化學藥液
(
くわがくやくえき
)
の
作用
(
さよう
)
で
活動
(
くわつどう
)
するのでせう、
其
(
その
)
活動
(
くわつどう
)
の
根源
(
もと
)
となる
可
(
べ
)
き
藥液
(
やくえき
)
は、
盡
(
ことごと
)
く十二の
樽
(
たる
)
に
密封
(
みつぷう
)
されて
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
孫子武
(
そんしぶ
)
は
齊人也
(
せいひとなり
)
。
兵法
(
へいはふ
)
を
以
(
もつ
)
て
呉王闔廬
(
ごわうかふろ
)
に
見
(
まみ
)
ゆ。
闔廬
(
かふろ
)
曰
(
いは
)
く、
(一)
『
子
(
し
)
の十三
篇
(
ぺん
)
吾
(
われ
)
盡
(
ことごと
)
く
之
(
これ
)
を
觀
(
み
)
る。
(二)
以
(
もつ
)
て
小
(
すこ
)
しく
試
(
こころ
)
みに
兵
(
へい
)
を
勒
(
ろく
)
す
可
(
べ
)
きか』と。
對
(
こた
)
へて
曰
(
いは
)
く、『
可
(
か
)
なり』と。
国訳史記列伝:05 孫子呉起列伝第五
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
世の
盡
(
ことごと
)
に。 (歌謠番號九)
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
起
(
き
)
を
撃
(
う
)
つの
徒
(
と
)
、
呉起
(
ごき
)
を
射刺
(
せきし
)
するに
因
(
よ
)
つて、
并
(
あは
)
せて
悼王
(
たうわう
)
に
中
(
あ
)
つ。
悼王
(
たうわう
)
既
(
すで
)
に
葬
(
はうむ
)
られて、
太子
(
たいし
)
立
(
た
)
つ。
乃
(
すなは
)
ち
(一一〇)
令尹
(
れいゐん
)
をして
盡
(
ことごと
)
く
呉起
(
ごき
)
を
射
(
い
)
て
并
(
あは
)
せて
王
(
わう
)
の
尸
(
し
)
に
中
(
あ
)
てし
者
(
もの
)
を
誅
(
ちう
)
せしむ。
国訳史記列伝:05 孫子呉起列伝第五
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
其後
(
そののち
)
、
田常
(
でんじやう
)
が
簡公
(
かんこう
)
を
殺
(
ころ
)
すに
及
(
およ
)
んで、
盡
(
ことごと
)
く
高子
(
かうし
)
・
國子
(
こくし
)
の
族
(
ぞく
)
を
滅
(
ほろぼ
)
す。
常
(
じやう
)
の
曾孫
(
そうそん
)
和
(
わ
)
に
至
(
いた
)
りて
(三三)
自立
(
じりふ
)
し、
因
(
いん
)
、
齊
(
せい
)
の
威王
(
ゐわう
)
と
爲
(
な
)
る。
兵
(
へい
)
を
用
(
もち
)
ひ
威
(
ゐ
)
を
行
(
おこな
)
ふ、
大
(
おほい
)
に
穰苴
(
じやうしよ
)
の
法
(
はふ
)
に
(三四)
放
(
なら
)
へり。
国訳史記列伝:04 司馬穰苴列伝第四
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
盡
部首:⽫
14画
“盡”を含む語句
縱横無盡
氣盡
町盡
心盡
蕩盡
燒盡
盡力
大盡
理不盡
無盡
立盡
無盡藏
盡未來
賣盡
盡候趣聞召
盡処
盡日
盡果
狩盡
盡頭
...